柔術初心者が鍛えるべきは心・技・体のどれなのか考えてみた
先日、質問箱で「心技体で初心者がまず鍛えるべきなのはどれか」という旨の質問をいただき、以下のような回答をしました。
個人的には体→技→心の順番だと思います。
— 井手 智朗 Tomoro Ide (@tmr_ide) 2018年7月2日
ここでいう「体」とはパワーや筋肉のことではなく、練習についていく基礎体力や寝技の基本的な動き(エビなど)ができることを指します。
まあそれができるまで続けられる「心」もある意味大事かもしれんけど...笑 #peing #質問箱 https://t.co/j6xjgsmTN5
答えたはいいものの、100字ちょっとで答えるのにはちょっと足りなかった感がある。というか、シンプルな質問だけどなかなか難しい質問だと思う...笑
ということで答えた後にもう少し考えてみるとなんとなくしっくりくる説明が思い浮かんだのでここに書いておきます。
よく考えたら当たり前のことかもしれないけど、
個人的に柔術の上達のために大事なことは
① 自分の身体をコントロールすること
② 相手に身体をコントロールされないこと
③ 相手の身体をコントロールすること
だと思っています。
極論③ができればいいんだけど、①ができて初めて②ができるし、②ができないと③ができません。
僕がTwitterで「練習についていく基礎体力や寝技の基本的な動きができること」が大事と答えたけど、これはつまり、「自分の身体をコントロールすること」です。
相手がいない or 相手が力を入れていなくても、自分の身体を思い通りに動かせるか。
まず、これができる必要があります。
もし、エビや柔術立ち、肩後転などの基礎運動や、技の打ち込みができているならば、次のステップの「相手に身体をコントロールされないこと」を意識してやってみるのが良いと思います。
んで結局、質問に対する答えは何なのかという話ですが(笑)
心・技・体はそれぞれに相互作用があるので切り離して考えるのは難しいです。
Twitterであえて体→技→心と答えたのは、
体を鍛えることでできる技術の選択肢が増え、技術の向上によって自分に自信が付き、心の向上によってまた体を鍛えることができるという好循環があると考えたからです。
とりあえず、柔術の上達のためには、上記の①〜③のうち、自分はどれができていないのか、それをできるようになるためには何が足りないのかを考えてください。
その足りないものを補うのに必要なものが、心だったり技だったり体だったり、もしくは全部だったりします。どれも足りてないのにどれかだけを鍛えたところで大して強くはなれないです。足りないものがどれか1つだけ!っていう人はおそらく3つともそれなりに揃っている上級者です。
どれもまだ足りてないであろう初心者の方は心技体を切り離さずに考えましょうという結論でした。
東日本柔術選手権 結果
6/23(土)はJBJJF主催の東日本柔術選手権に出場しました。
23日は紫/茶/黒帯、24日は白/青帯とキッズ
僕の出場カテゴリはアダルト茶帯ライトフェザー級&オープンクラス
ライトフェザー級は
1回戦 シード
準決勝 2-2 A1-0 で勝ち
決勝 0-0 A1-3 P2-2 で負け
準優勝
2試合とも接戦でした。
準決勝は、対戦相手の海野選手はツイスターフックが上手いという情報を聞いており、初戦もツイスターフックからのアンクルロックで一本を取っていたので、かなり警戒してました。実際、得意の足抜きの形にはなれたけど脚の絡みが上手くてパスできなかったです。
試合内容としては、前半ハーフガードのアドバンを取った後、無理に足抜きにいこうとしたら相手がバックを取りにきて、それを回避するもスイープの2点を許してしまう。後半フックスイープで2点を取り返し、再び足抜きの態勢になるも抜けず。その後は失点しないことを最優先で逃げ切りました。(ここで七帝っぽさを発揮)
決勝の横山大鋳選手との試合は基本僕が上から攻める展開。お互いに攻めようとはするもなかなか崩れず、両者に膠着のルーチが入り、中盤にスイープのアドバンを取られ、その後またも両者にルーチが与えられる。残り1分くらいは両脚担ぎなど使って攻め続けるも、最後の最後に足を越えかけたところに足を掬われ逆にスイープのアドバンを取られて試合終了。
両脚担ぎからのパスは最近あまり使ってなかったけど久々に可能性感じたので練習していきたい。
大鋳選手は「父親が柔術黒帯」で「2コ下に茶帯の弟」がいて「長男」で「柔道出身」という共通点の多さにめちゃめちゃ親近感が湧きました笑
歳も近いのでまたいつかやることになるでしょう。次は勝ちたい。
1回戦 シード
2回戦 0-12からのアームロックで一本負け
個人的に前からやってみたかった山中健也選手とついに対戦もフルボッコ。尻もちつかされて足関節仕掛けられて主導権握られてずっと相手のターン。衝撃的な強さでした。
山中選手は階級、無差別共に終始相手を圧倒し続けWゴールド。自己中心的な柔術を見習おう。。
エクストリームで一緒に練習している平尾さんは病気からの復帰後初優勝。淡々と自分の柔術を続け、階級は2試合とも一本勝ちでした。決勝はいつも僕がやられまくっている足関節も炸裂。目標の人です。
七帝柔道の1つ下の後輩で京大OBの嵯峨が紫帯デビュー戦でWゴールド。とは言っても柔術的な動きは一切なく、ほとんど片脚担ぎだけで勝っちゃうのがすごい笑
柔術狂人さんに素敵な写真を撮っていただいてました。ありがとうございます。
もう少し。。 pic.twitter.com/S9XmTGqpuc
— 柔術狂人 (@jiujitsukyouzin) 2018年6月23日
対戦相手、応援してくださった先生方、練習仲間、その他大会運営に携わったレフェリーやスタッフの皆さん、ありがとうございました。
そして社会人になってからも変わらず練習や試合ができる環境に感謝です。環境はむしろ九州にいるときよりも良いかもしれません。
あとは仕事が忙しくなっても練習に行く習慣が途切れないようにしていくだけです。
このブログを書く習慣も付けていこうかね。。。(1ヶ月半ぶりの更新)
ではでは。
p.s. 2日目は私用により行けてません。品川祐さんの試合見たかったなあ。。。
SJJIFルールブック 日本語版
どうもどうもお久しぶりです。
気付いたら更新が2ヶ月も止まっていました。元気です。
この2ヶ月の間に大学院を修了して、福岡から横浜に引っ越して4月から社会人となり、バタバタしておりました。環境の変化にようやく慣れてきたところです。ええ、言い訳です。
突然ですが実は本日、SJJIFルールブックの日本語版がリリースされたんですね。
DUMAUのホームページに載っています。
そしてここからが重要なんですが、実はこれ
僕が翻訳しました。
大事なことなのでもう一度言います。
SJJIFルールブックの日本語版は、
僕が翻訳しました。
なんで!?って思う方も多いと思うので、その経緯を少し。笑
事の発端は、この記事↓↓
ルール改正に気付いて改正点だけを勝手に翻訳してみただけのやつ。
この記事の4日後にDUMAU九州があったのですが、そこでこれを読んだASJJF会長のエジソン篭原氏が僕に話を持ちかけてきたのです。
エジソンさん「トモローは英語できるの?」
ともろ「まあ文章読んだり訳すくらいなら...」
エ「じゃあ全部の翻訳やってみない?」
と「えええ僕がですか!?」
エ「できれば柔術やっててルールわかる人がいいんだよね。」
と「やってみます...」
と、こんな感じで、大変そうだけど間違いなく良い経験になるかなと思って、大学院の修論執筆の傍ら年末あたりから少しづつ書き始めたのですが、思ったよりもページ数が多い。
引っ越しと就職でバタバタしたのも相まって、正直何度か心折れかけましたが、5月1日になんとか書き上げました。
初めてのことなので、わかりにくい箇所も多々あるかと思いますが、ご質問・ご指摘などありましたら何でもお申し付けください。m(._.)m
おかげさまで、SJJIFルールに関してはめちゃめちゃ詳しくなりました。日本でSJJIFルールを原文で全部読んで理解した人って、そうそういないのでは。
多分レフェリーの方でも全てを理解している人って少ないと思います。JBJJFのレフェリーは資格取るためのレフェリー審査があるけど、ASJJFは講習会受けるだけでレフェリーできることになっているので。その分ルールも単純だけど。
個人的にめちゃめちゃ良い経験にはなったけど、もう翻訳業はしたくないと思いました。笑
そして今週末は「DUMAU九州」改め、「SJJJF九州選手権」が開催されます。
SJJJFはSport Jiu-Jitsu Japan Federationです。ASJJFの下部組織です。Jが多くてややこしいですね。
ちなみに僕は5年くらいこの大会に出続けてきましたが、流石に今回は地理的にも金銭的にも諦めました。
出場・観戦する方は是非一度こちらのルールブックに目を通していただければと思います。
http://files.sjjif.com/public/assets/SJJIF_Rulebook_jp.pdf
ちなみに読めばわかりますが前半は競技ルールとはあまり関係ない部分も多いです。特に後半の方を読むことをお勧めします。
コパ・ラスコン沖縄レポ
2/25(日)に開催されたCOPA LAS CONCHAS JIU-JITSU/NO-GI OKINAWA (通称:コパ・ラスコン沖縄)についてのレポを書く。
Las Conchas主催のコパ・ラスコン大会は、昨年までは東京のみで開催されていたが、今年から全国各地の地方大会を多く開催。
1月は東京で開催されたが、2月に今回の沖縄、そして5月に新潟、7月に茨城にて開催予定である。
僕自身は、前日の福岡国際からの飛行機で沖縄に飛んで2日連続参戦、という初の試みであった。(福岡国際のオープンクラス不参加はこのため)
今回の沖縄大会は那覇市の奥武山公園にある沖縄県立武道館で行われた。
当日会場に行って知ったのだが奥武山公園はプロ野球の巨人のキャンプ地だったらしく、いたるところに選手たちのパネルがあり、当日は練習試合とかも行われていたらしい。
野球にはあまり興味のない僕、華麗にスルー。(一応ライトなホークスファン)
僕の試合は階級は成立せず、オープンクラスもワンマッチのみだった。ASJJFルールだったため、レフェリーも兼任。
レフェリーが今大会のスーパーファイトの選手である若山達也さん(若柔術)と北出拓也さん(パラエストラ川崎)、そして僕の3人だったため、第1試合のスーパーファイトは僕が裁くことになった。今まで黒帯の試合のレフェリーをしたことがなかったので少し緊張した...。
スーパーファイトは北出選手が19-0からの袖車絞で一本勝ち。
僕の相手は愛知から来たマウリシオ・モゾニ選手(クサノチーム)で、昨年5月のDUMAU九州で対戦しポイント負けしていた相手だった。
試合はサドンデスにもつれ込み、サドンデス開始直後にパスガードからのバックを奪い勝利!!
以前対戦した時はガードを超えれるイメージがあまり湧かなかったので、自分の成長を感じられた試合だった。嬉しい。
いやー、IBJJFルールだったらアドバンかレフ判負けしてた気がするけど、これはASJJFルールなのだ!勝ちは勝ち!
改めてASJJFルール向きだなと思った。僕のスタイル。
↓そして一応今大会の戦利品↓
階級1人優勝のメダルとオープンクラス優勝のメダル、オープンクラス優勝賞品のラッシュガード(右)とLas Conchas代表のケニー板橋さんに頂いたラスコンTシャツ(左)
前日の戦利品に続き2日間でかなり色々手に入れた。笑
2連戦して良かった。ありがたい。
そして、今大会最も注目されていたのは元レスリング世界王者で現在はMMAで活躍中の山本美憂選手だろう。弟である山本"KID"徳郁の柔術コーチであるベッチーニョ・ヴィタウのジム、KRAZY BEEに所属しており、現在青帯。今大会が柔術デビュー戦であった。
結果はギもノーギも制してWゴールド。クローズドガードを割るのに苦労していたが、なんだかんだでパスして1ポイントも与えずに勝利する姿はさすがであった。
そして何と言っても43歳に見えない若々しさ!!カッコいい!!金髪ショートが似合う!!!!
すっかりファンになりました。笑
MMAの次戦は7月とのこと。応援してます!
KRAZY BEE代表のベッチーニョ・ヴィタウ選手は今大会のスーパーファイトを除く唯一の黒帯マッチに出場。台湾から来たHsinchu BJJのジェフリー・リウ選手と対戦し、10-0で勝利した。
沖縄は大会開催自体が少なく、ASJJFルールでの大会開催も今回が初めてだったようだが、今月末の3/31に同じ場所でKRAZY BEE主催のKRAZY BEE CUPが開催予定であり、ASJJFルールで行われる。
こちらの大会にも山本美憂選手は参戦予定だが、山本"KID"徳郁選手も参戦するかもという噂もある。
沖縄ではこの他にも6月にSJJJF主催の沖縄国際オープン選手権、8月にはJBJJF主催の沖縄柔術選手権が開催される予定であり、現在柔術が盛り上がってきていることは間違いないだろう。
少し脱線したが、沖縄には米軍基地があるため、今大会は軍人であるアメリカ人の参戦も多く見られた。その多くは白帯または青帯だったが、もうとにかくデカいし、筋肉が凄い。
こんな人たちが柔術にのめり込んで技術を身につけてしまったらライトフェザー級の僕なんか一瞬で捻り潰されてしまうのではないかと思った。
この中で、アダルト青帯オープンクラス決勝戦でウルトラヘビーの米軍人から一本を奪ってWゴールドを達成したフェザー級の風間大五郎選手(パラエストラ川崎)は見事だった。
聞けば柔術歴はまだ浅く、柔道経験者だが柔道っぽさを感じさせない柔術センスを持っていて、今後が楽しみな若手選手である。
コパラスコン沖縄の主な結果とレポはこちらのブラジルブログで紹介されている。
主な結果
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【結果】COPA Las Conchas 2018 OKINAWA - livedoor Blog(ブログ)
男子紫〜黒帯
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】COPA Las Conchas 2018 Okinawa:黒帯ほか - livedoor Blog(ブログ)
女子青帯
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】COPA Las Conchas 2018 Okinawa:女子の試合 - livedoor Blog(ブログ)
沖縄は2月でもとても暖かくて、過ごしやすかったです!!また試合しに行きます!!
おわり
福岡国際柔術選手権レポ
2/24(土)にかすやドームにて、マスタージャパン主催の「2018年福岡国際柔術選手権」が開催された。
初開催ながらも多数のスポンサーが付き、豊富な参加賞や豪華な入賞者への副賞、更には女子の賞金トーナメントが開催されるなど大々的な大会となった。
公式結果はコチラ
僕もアダルト茶帯ライトフェザー級に出場、ワンマッチ決勝をレフェリー判定でなんとか制し、優勝することができた。
そして当日の戦利品がこちら↓↓
多い。笑
茶帯の階級別の優勝者にはメダルに加え、副賞としてガラナ・アンタルチカ(サッカーブラジル代表の公式スポンサー飲料)350ml×24缶が与えられた。(副賞はカテゴリーによって違う。道着が与えられるカテゴリーもあった。)
他は1次締切までに申し込んだ人に配られる大会オリジナルTシャツ、出場者全員に配られるゴールドジムのクエン酸&ビタミン、リバーサルのステッカー、Budovideos Japanの物販ブースで貰ったハンカチ。
写真には載ってないが出場者全員に185mlのガラナ・アンタルチカ1缶も配られた。
物販ブースは福岡イサミやLas Conchas、DUMAU、うどんのウエストなど、出店多数。
出店していたBudovideosは、柔術の教則DVDなどのオンライン販売をやっている会社。アメリカに本社があり、最近日本(福岡)に進出したばかりだ。GMの田中恵里子さんはブドー・エリという名で白帯の部に出場。階級別のワンマッチ決勝で見事一本勝ちを収めた。
Budovideos JapanのオンラインショップのURLはコチラ
海外の著名選手のラインナップが豊富な印象だ。皆さんも購入を検討してはいかがだろうか。(僕は初ボーナス出たら買いますとか言うてしもうた😂)
そして今大会の目玉はなんと言っても女子の賞金トーナメント「福岡グランプリ」。
紫・茶・黒帯混合のライトフェザー級、ライト級の2部門開催され、優勝者にはそれぞれ賞金5万円が与えられるというものだ。地元九州の選手に加え、東京や台湾、フィリピンなどから選手を招聘し、国際大会の名に恥じないトーナメントとなった。
結果はライトフェザー級はAXIS福岡の黒木麻衣子選手、ライト級はCarpe Diemの内山裕規選手がそれぞれ優勝を収めた。
そのレポはブラジルブログにて紹介されている。
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】福岡国際2018:福岡グランプリ・女子賞金トーナメント - livedoor Blog(ブログ)
グランプリの優勝者には賞金5万円と4STRIPES賞(4STRIPESのBJJキャンプへの参加チケット)が与えられた。
4STRIPES賞はグランプリ優勝者2名に加え、男子アダルト青帯&紫帯オープンクラス優勝者の2名にも与えられた。
個人的ベストバウトはライトフェザー級の黒木麻衣子(AXIS福岡) vs メギー・オチョア(ATOS フィリピン) 戦だ。
オチョア選手はIBJJFの世界大会であるムンジアル青帯ルースター級優勝、紫帯ルースター級3位の実績を持つ実力者で現在紫帯。
対する黒木選手は高専柔道の流れを汲む九州大学柔道部出身でIBJJF紫帯ライトフェザー級の覇者、現在茶帯。
前半はオチョア選手がスイープで2点を先行しペースをつくるも、後半に黒木選手が小内刈のテイクダウンで同点に追いつき、最後は二アパスから腕十字固めで見事一本勝ちを収めた。
決勝に進んだ黒木選手は昨年のムンジアル茶帯ライトフェザー級3位で現在黒帯の山口芽生選手と対戦。
実はこの2人、紫帯時代にJJFJ全日本選手権で対戦経験があり、その時は黒木選手がポイント勝ちを収めている。
今回は黒木選手が終始山口選手を圧倒し、送襟絞で一本勝ち。
僕の大学の直属の先輩という贔屓目を差し引いても素直に感動した…あの試合での勝負強さと極めの強さを見習いたいです...
ライト級で個人的に注目していたのは準決勝の内山裕規(Carpe Diem) vs 左近允梨乙子(パラエストラ北九州)である。
結果は内山選手が序盤にスイープで得た2点を守り切るといった形になった。
とはいえ、左近允選手の場外際でのスイープや、後半の二アパスなど、レフェリング次第ではポイントが入ってもおかしくないような接戦であった。
近年の柔術人口増加に伴い、国内の女子柔術も盛り上がってきている。
福岡国際選手権は来年以降も開催予定とのことなので、次回以降の福岡グランプリも期待したい。
そのうち男子の賞金トーナメントも開催されないかなーというちょっとした希望。
ともあれ福岡国際選手権、素晴らしい大会でした!!
僕は福岡離れちゃいますが来年以降も日程合えば出たいと思います!!
ただ1つだけ!!改善してほしいところがあります!!!!
試合場の畳の隙間
これ、マジで危なかったです。実際に隙間に足が挟まって怪我した選手もいるので...
畳の外側しっかり固定おなしゃす...
次回は2/25のラスコン沖縄について書きます!
空白の1ヶ月間をざっと振り返る記事
こんにちは。
前の記事から長らく期間が空いてしまいました。
ほぼほぼ1ヶ月更新してなかったので全然アクセスされてないんだろうなーって思ってたら、意外とあったので驚きです(゚O゚;)
過去記事がたまたま検索にヒットしたのか、定期的に見てくださる方がいるのか...どちらにせよ嬉しいことだ.。゚+.(・∀・)゚+.゚
僕はと言えばこの1ヶ月間、フルフォースカップに出場(階級&オープン3位)したり、大学院卒業後の新居を探しに横浜に行ったり、ついでに声優の東山奈央さんの日本武道館ライブに行ったり、嶋田裕太選手のセミナーに行ったり、修士論文を提出したり、修論の最終試問があったりと色々してました!笑
いやー、2年前に学部の卒業論文書いてた頃からは考えられない充実ぶり。
あの頃は締め切り直前は研究室に寝泊まりばっかしてましたからね。
物事を両立させるのが上手くなってきているのかもしれない。
卒業後も仕事と柔術と趣味は両立させていきたい所存。
そしてそして!!
今週末にはまた試合がある!!!!
しかも2日連続!!!!笑
明日、2/24(土) は当ブログでも度々宣伝してきた福岡国際柔術選手権!
当日のタイムテーブル及びトーナメント表はコチラ
タイムテーブル & トーナメント表 / Time Table & Tournament Bracket / 時間表 & 比賽對戰表 | マスタージャパン福岡主催2018年福岡国際柔術選手権
そして明後日2/25(日)はCOPA LAS CONCHAS JIU-JITSU OKINAWAに出場します!
こちらの大会のトーナメント表はコチラ
:: DUMAU.ORG | BRACKETS LIST ::
何気に沖縄初上陸。
僕の試合は、福岡国際は階級別ワンマッチ、ラスコン沖縄はオープンクラスワンマッチ。がんばります。
どちらも初開催ながら見どころ沢山の大会なので後日レポとか書きたいところ。
ということで3月は更新ペース戻る予定です!よろしくお願いします_|\○_
今日は南日本選手権の最終締切日なんだって!
修士論文の締切に追われてるともろです。
約1ヵ月後には全てから解放され、新生活に向けた準備を始めつつ最後の学生生活を謳歌している頃でしょう。今は頑張り時なのです。ラストスパートなのです。
しかし今日は書かなければと思った。筆者も出場予定である2018年最初のJBJJF公認大会、フルフォース杯が3日後に迫っている。
「FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 01」
FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 01 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
既にトーナメント表も出揃っている状態だ。
↓↓トーナメント表↓↓
https://www.jbjjf.com/entrylist/2018/ffc_01/t.pdf
今大会は、フルフォース・プロダクションとJBJJFが主催の第1回大会。
社長の荒木拓也氏が10月中旬に大会への熱い思いとともに開催を発表し、エントリーを開始した。以来、大会の趣旨に賛同し、大会を盛り上げよう、楽しもうという熱い柔術家たちが多数エントリーし、大会1ヶ月前に募集定員が100%に到達、早期締切となる異例の事態となった。
試合は4面開催で、1面あたりの試合数は100試合を超える。
出場選手は白帯から黒帯まで、アダルトからマスター5まで、男女問わず満遍なく揃っている。フルフォースサポート選手である甲斐真由実選手をはじめ、九州からも多数出場予定だ。
そして先日、荒木氏からフルフォースカップ個人賞についての告知があった。
「年間サポート賞」に「オリジナルDVD賞」、そしてなんと「プロ柔術MATSURI第10戦 出場推薦枠賞」......!!
草大会なのになんて豪華な......!!
僕も個人賞、バンバン狙っていく所存です。
2018年の柔術人生、幸先の良いスタートを切りたいところだ。
ところで今大会、僕はてっきり主催はフルフォースだけでJBJJFは協催だと思っていたけれど、HPを見るとフルフォースとJBJJFのダブル主催となっている。
JBJJFランキングの副賞はJBJJF主催大会の参加費無料だが、今大会のようにランク1の公認大会でも主催にJBJJFが入っていれば対象となるのだろうか。(個人的にも)気になるところである。
そしてそして、今日は書かねばと思ったもう一つの理由!
本来はもっと早く告知すべきだったのだったのだが気付くのが遅かったっ。確認不足だったっっ。
本日最終締切!
2018/2/4(日) 福岡県・かすやドーム 武道場
「第3回南日本柔術選手権」
当日の夕方に告知して効果があるのかわからないがしないよりはマシだろう。
2018年最初の九州開催の大会となる。大会終了後にはJBJJF殿堂入りの細川顕選手のビギナー向けセミナーが開催される。
ちなみに細川選手は前日にもカルペディエム福岡にてセミナーを行う。こちらはモダン柔術寄りの内容となる予定だ。
大会ランク3と九州のJBJJF主催大会では最高ランクのはずだが、まあエントリーが少ない。先月開催されたランク2の九州選手権よりも少ない。
もしかしたら1週間前のフルフォース杯に人数持っていかれたのかもしれない。
かくいう僕も今大会は不参加です。すみませぬ。<(_ _ )>
け、けっしてフルフォース杯との連続がきついとかそんな理由じゃないんだからねっ////
せっかく九州リーグ1位になって参加費無料になったのに、福岡にいる間に九州の大会に出れないかもしれない(T_T)
まあそれはおいといて
南日本選手権が九州選手権を超え、ランク相応の大会になるのはいつになるだろうか。
最終締切でエントリーが増えることを願っている。
ちなみに、南日本選手権の3週間後に開催される福岡国際選手権も、エントリー締切が2/3(土)と迫ってきている。
2018/2/24(土) かすやドーム メインアリーナ
「2018年福岡国際柔術選手権」
同大会は女子アダルト紫茶黒帯のライト級及びライトフェザー級で賞金有りのグランプリトーナメントを開催することでも注目されている.
2018 Female 福岡グランプリ / 招待選手のご紹介 | マスタージャパン福岡主催2018年福岡国際柔術選手権
招待選手以外の一般公募も受け付けているので、興味のある紫帯以上でライト級以下の女性は応募してみてはどうだろうか。
おわり。