ともろぐ

柔術成分多めな雑記

全日本オープン柔術選手権の遅すぎる反省会

ムンジアルウィークですね。僕は色帯の時含めて出たことないです。理由は国内の主要大会でタイトル獲れてない自分に出る資格がないと思ったから。黒帯になったらコツコツポイント貯めて出たいと思ってたところでコロナ禍がやってきた。コロナ禍明けたら30歳間近になってた。色帯の時に出とけばよかったって少し思ってる。でも、まだ黒帯で出るのを諦めてはいない。

 

 

それはそれとして1か月前の5/3、GW初日、JBJJF全日本オープンに出場しました。

GWは例年福岡に帰省してるんだけど、引っ越したばかりで新居が全然片付いてなかったのと、人多い中赤子連れの大移動はしんどいなと思ったので今回は見送り。代わりに6月末に帰省予定。

というか試合終わって反省記事書き終わるのに1ヶ月もかかってしまった。忙しかったとはいえさすがにかかりすぎた。世界柔道の合間にたった40〜50分で内容の濃い評・考察を書き上げてしまうejudo古田さんを見習いたい。もちろん脳内反省会はいつもしてるんだけど、そのうち忘れてしまうかもしれないふわっとした反省を脳外にアウトプットしてまとめておくことに意味があると思うので今回も書いておきたいと思う。

 

 

今回はアダルト黒帯ライトフェザー級に出場、5人トーナメントでした。ルースター級は3人、フェザー級は6人、ライト級は3人と、国内の全日本ブラジリアン柔術選手権(以下、全日本)以外の大会にしては珍しく人集まったなと思う。アダルトオンリーの大会になったからか、IBJJFワールドの1ヶ月前、アジアの2ヶ月前でその調整として出る人が多かったのか。ちなみに僕は、2024年から全日本の黒帯カテゴリ出場条件にポイント制が導入されると聞いてるので、そのポイント集めです。全日本オープンはランク高いので。

 

初戦の相手は1年半前にART1で戦った木部選手。ART1の時はサドンデスでスイープして何とか勝利した相手。マスターを主戦場にしているけど、その中ではかなり技術レベルが高い選手だと思っている。

結果から言うと、2-0 A0-1のポイント負け。

前回のように試合内容を細かく振り返るつもりで途中まで書いてたけど、グダグダな長文になってしまいそうだったので消した。反省点をまとめるだけにしようと思う。

・ダブルガードで自分優位の形を作れない

・デラヒーバやベリンボロへの対処はできたが攻めに転じる手立てがない

・トライポッドパスの仕掛けが遅く、脚のパンツグリップ持たれてるのに中途半端な位置に長く留まってしまったため、スイープされてしまった

・バタフライフックからサドルに移行しようとした時に膝を痛めた。スイープされた直後で、すぐに取り返さないと、と思って強引にいきすぎた。

・リバデラからKODのエントリーは良かったが返し切るまでの技術的詰めが甘かった。

・スイープ取りきる力が弱い。しっかり形を作れず、相手のミス待ちになっている。

・アタックを仕掛け続けられるようにしたい。一度途切れると判断が遅れて次の仕掛けも遅くなっている。何をしようか迷って、無駄になっている時間がある。

 

相手選手は強かった。それでも率直に言って、アダルトを主戦場にするなら負けてはいけない試合だったと思う。技術面、戦略面、(膝痛めてからの)メンタル面、全て良くなかった。最近負けが多いのは単にコンディションの問題ではない。技術が不足しているのもあるけど、それを見つけたところから順に埋めようとしても試合での実力は上がらない。いまだに試合でベースとなる戦型が定まっていない。ずっと模索していて、大会毎に戦う方法を変えている。自分の戦術に自信が持てない。色々試すのはいいけど試合で結果を出すならそろそろ戦型を固めないといけないと思う。このままでは七帝の時と同じだ。中途半端な選手で終わってしまう。

 

次は6/18のJHOOD CUP、その後は7/8のIBJJFアジア選手権

アジアはルースター級でエントリーしたので減量始めています。ここで優勝しないと来年のムンジアル出場は正直厳しい。他の大会でポイント稼ぐとしても最低でも2位は取っておかないといけないと思う。エントリーリスト見ても簡単ではなさそうだけど、やるしかない。ムンジアル出場目指すのも、数年以内には区切りをつけようと思っているので、あまり時間はない。