たとえともろぐが炎上したとしても俺は悪くない!社会が悪い!
※炎上しません
あけましておめでとうございます。
ブログを書き始めて2ヶ月、定まりつつあるように見えてブレブレな方向性ですが、今年も自分のペースで更新を続けていきたいと思います。
もともとは何でも書く雑記にしようと思ってたのに、いつの間にか柔術情報ブログもどきになってしまってるよね...
それにも関わらず、大学の友人が2人ほど、「ブログ見てるよ」とか「更新楽しみにしてるよ」とか言ってくれたのはありがたい。
たまには他のことも書くよ。
とか言っておきながら今から書くのはがっつり柔術である(っ'ヮ'c)
今回はJBJJFランキングについて。
先日、JBJJFランキング2017の確定版が発表された。
JBJJFランキング2017 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
2017年度までは男子アダルト紫〜黒帯カテゴリーのみが対象であり、黒帯は上位10名、茶、紫帯は上位5名が副賞として次年度のJBJJF主催大会の参加費が無料(1次締切までのエントリーのみ)となる。
また、次年度のJBJJF会員更新料も無料となる。
ちなみに筆者は茶帯ランキングで3位にランクインした。2018年は大会参加費無料だぜ。会員も自動更新だぜ。やったぜ。
JBJJFランキング2017の発表と同時に、JBJJFランキングリニューアルについても発表された。
これまでは男子アダルト部門(紫/茶/黒帯)のみが対象だったが、女子アダルト(紫/茶/黒帯)、男子マスター1~2(紫/茶/黒帯)、男子マスター3~6(紫/茶/黒帯)、男子アダルトノーギ部門(エキスパート/アドバンス)、そしてアカデミー部門がそれぞれ新設される。
入賞対象者は、男子マスター部門の黒帯が1~5位、男子アダルトノーギ部門のエキスパートとアカデミー部門が1~3位、その他のカテゴリーは全て1位のみとなっている。
男子アダルト紫帯は1~3位と、これまでの1~5位から入賞対象者が少なくなっている。
また、アカデミー部門は青帯以下のカテゴリーもポイント対象となるのか、明記されていないので気になるところである。
男子アダルト以外の部門のランキングは既にASJJFが採用しているが、ASJJFランキングは全てのカテゴリー毎にランキングシステムを適用しているため、例えばマスター2の年齢の選手がマスター2とマスター1で獲得したポイントは合算することはできない。しかし、今回のJBJJFの改正ではマスター1~2、マスター3~6のように、競技人口に応じて大まかに分けられているため、ランキングに参加しやすくなっている。
個人的に気になるのは、ノーギのカテゴリー分けである。
通常、ノーギのカテゴリーはギの帯色と同じだが、JBJJF主催大会では特別ルールを採用しており、ビギナー(白帯ルール)、アドバンス(青紫帯ルール)、エキスパート(茶黒帯ルール)の3つのクラスに分けられる。
ビギナークラスには柔術青帯以上もしくは他の組技競技での入賞経験者の出場は認められていないが、アドバンス及びエキスパートクラスには帯色の制限がない。足関節がアリかナシかというルールの差である。
確かにギとノーギの実力は一致するとは限らない。例えば、僕は茶帯だが、ノーギの得意な青紫帯の選手には勝てないだろう。実際に出場するならアドバンスクラスだと思っている。しかし、明らかにエキスパートクラスでも通用する、実績のある茶黒帯の選手がアドバンスクラスに出場するケースをたまに見かける。ランキングの対象になることでそういったケースが増えることも考えられる。エキスパートの入賞常連者がアドバンスに出場しようと、現システム上は何の問題はないのだ。だが、そのような選手に対して不満を抱かない人は少なくないだろう。
アドバンスとエキスパートの間にも実力や実績等による何らかの線引きが必要ではないかと考えられる。
ランキング制度改正については、下記の伯柔記さんのブログでも詳しく紹介されている。非常にわかりやすいので是非見てほしい。
また、今回のランキングについてSNS上でちょっとした波紋を呼んでいるのが、「本来の自分の階級ではなく、あえて誰もいない階級にエントリーし、1人優勝でポイントを獲得するやり方」である。
賛否両論はあるが、ルールに違反していなければその行為には問題ないと思う。その方法でポイントを獲得した選手を批判する人は個人的に気に食わないだけなのである。先ほどノーギのクラス分けに関して述べたのと同様で、気に食わない人が多いのならそれは、システム上の欠陥であり、批判するべきは選手ではなく連盟である。
もしあなたがルールの範囲内のことで批判されたなら気にせず「俺は悪くない!ルールが悪い!」とでも言っておきましょう。そのうちルールが変わります。
しかし、今回のランキング制度改正によって、大会のランクによって獲得できるポイントが大きく変わった。大会のグレードを5つに分け、ポイントの計算方法もわかりやすくなった。
グレードが最も高いランク5の大会で優勝すれば15Pと、従来の10Pよりも高いポイントが得られるようになり、1人優勝で与えられるポイントは従来の対戦優勝の半分ではなく1/3のポイントになった。以前よりも選手の実績がランキングに反映されやすくなったシステムと言えるだろう。
JBJJFもシステム改善のために試行錯誤を続けているのだ。
今回の制度改正が吉とでるか凶とでるか、ランキング2018の行く末が楽しみである。
JBJJF九州選手権 総括
12/17(日)に福岡県の粕屋町総合体育館「かすやドーム」にてJBJJF主催の九州柔術選手権が開催された。
大会の公式結果はコチラ
【公式結果】第11回九州柔術選手権 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
ノーギ
【公式結果】第13回九州ノーギ柔術オープントーナメント | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
DUMAU九州の1週間後の開催となったが、主に熊本のTATORU柔術アカデミーの大量エントリーにより僕の知る限りでは過去最大の参加人数となった。
団体成績は、過去3大会連続団体2位に終わっていたTATORUが悲願の初優勝。会場にはお揃いのTATORUパーカーを着ている人が多く見られ、チームの結束力が垣間見えた。
おめでとうございます!
個人成績に着目すると、
男子アダルト黒帯オープンクラス優勝の西本 健治 選手(メフォーゼ柔術アカデミー)
男子アダルト紫帯オープンクラス優勝の乘次 秀彦 選手(バッファロー柔術)
男子アダルト紫帯フェザー級優勝の廣瀬 玄典 選手(カルペディエム福岡)
男子アダルト青帯2階級制覇の平田 孝士朗 選手(トラスト柔術アカデミー鹿児島)
女子アダルト紫帯オープンクラス優勝の左近充 梨乙子 選手(パラエストラ北九州)
女子アダルト青帯オープンクラス優勝の坂本 陽 選手(タトル)
など、先週のDUMAU九州から連戦した選手の活躍も目立った
しかし、例年の2面開催では各試合場の試合数が多くなってしまい、試合の進行が大幅に遅れてしまった。それによって、遠方から来た日帰りの選手のオープンクラス欠場が続出してしまったのが個人的には非常に残念であった。
黒帯オープンクラス出場の韓国人選手たちもトーナメントの途中で帰国せざるを得なかった。
初めてのことなので仕方ないが、次回以降は3面開催が可能な会場を押さえるべきであろう。
参加人数次第ではあるが、2/4(日)に同会場で開催される南日本選手権ではどういう運営となるのか気になるところである。
とはいえ、九州で2週連続で大会が開催されたにも関わらずここまで人数が集まったのは、九州の柔術人口が増えている証拠であろう。
来年の九州で開催されるSJJJF主催大会の日程はもう既に発表されているが、JBJJF主催大会がどの日程で開催されるのかも気になるところである。
え?僕の結果ですか??
この記事を上の方にスクロールして公式結果のURLを見てみてください。
そして察してください。。(2週連続)
先月の広島国際でも対戦した吉岡優幸選手に腕を極められ見事にリベンジされてしまいました。
オープンクラスは僕が優勝となってますが吉岡選手が帰りのバスが間に合わないとのことで欠場し、不戦勝というオチです.....。
敗者は黙って次の戦いに備えたいと思います。
それはさておき、
JBJJF九州リーグ2017の最終結果が発表された。
九州BJJリーグ2017最終結果 : JBJJF九州 blog
青帯~黒帯の各帯で1位の選手は次年度の全日本マスターズまたは全日本選手権の参加費無料、九州リーグ加盟大会の参加費が全て無料となる。
お気づきだろうか、茶帯の1位は僕である。(どや)
全日本選手権は一つの目標としている大会なので参加費無料というのは素直に嬉しい。
柔術は1大会平均で約5000円ほどの参加費がかかるため、たくさん試合に出て経験を積みたい九州在住の方は来年のランキングで1位を目指してみてはいかがだろうか。
ちなみに全日本ランキングというのもある。(最終結果は12/30のRIZIN FF JIU-JITSU OPEN TOURNAMENT後に更新)
九州外に出てバンバン遠征したいという紫帯以上の方はこっちを意識してみるのもいいかもしれない。
最後に、Twitterで今話題の質問箱始めました(笑)
たいしてこないだろうと思っていたのだが意外と柔術の質問とかよくきてるのでびっくりしている。
できる限り答えるつもりなので柔術のこと、柔道のこと、大学のことなどなんでも質問してください。
もちろんブログのコメントもお待ちしております(未だ0コメ)
おわり。
DUMAU九州総括
12/10(日)に佐賀県の基山町総合体育館にてASJJF主催の「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2017」が開催された。
別名「DUMAU九州 2017 冬の陣」である。
NO-GI大会も同時開催であった。
翌週に開催されるJBJJF主催「九州柔術選手権」の影響か、昨年12月よりも参加人数は減ったが、それでもエントリー人数は述べ300名を超え、4面開催となった。
大会結果はコチラである。
ノーギ
また、主な結果のレポは橋本欽也氏のブラジルブログにて紹介されている。
黒帯
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN OPEN 2017:黒帯 - livedoor Blog(ブログ)
男子アダルト茶・紫帯
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN OPEN 2017:色帯 - livedoor Blog(ブログ)
女子色帯
ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN OPEN 2017:女子 - livedoor Blog(ブログ)
ちなみに、今大会はSJJIFのルール更新が発表されて初のSJJIF系列の大会であり、初めて男性競技者のラッシュガード着用可の大会となった。
せっかくなので僕自身も着用して出場してみた。
掲載元:
冬は寒いので着てると身体冷えにくいし、道着とも擦れにくいし、汗を吸収してくれるので1日に何試合もする場合は汗が気にならなくていい。
個人的には、古い慣習にとらわれない前向きなルール改正だと思う。
あと、僕は選手も兼任でレフェリーもやっていて、主にキッズの試合を担当していたのだが、みんなレベルが高くてとても感心した。
多分、僕の小学生のときよりも全然強い。
この中から少しでも多くの子たちが柔術を好きになって、できるだけ長く柔術を続けて、未来の九州柔術界、日本柔術界を盛り上げてほしいと思う。
え?僕の試合結果ですか??
ブラジルブログの色帯レポを見てみてください。
そして察してください。。
来年度の開催日程も既に決定しているとのことなのでここで告知しておこうと思う。
ASJJFでは、地区ごとに各カテゴリー毎に個人ランキングをつけており、個人ランキング1位かつ30ポイント以上を獲得した選手には次年度の全国のASJJF及びSJJJF主催大会参加費免除という特典が与えられる。
獲得ポイントは試合での順位とそのカテゴリーでの総試合数によって決まり、アダルトのみならずマスターやキッズカテゴリーでもランキング制度が適用されるという点が他の連盟との違いであり魅力である。
ASJJF SOUTH JAPAN RANKING 2018 (南日本ランキング)の対象となる大会は以下の大会である。
2017/12/10(日) 基山町総合体育館
ASJJF主催「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2017」
2018/3/18(日) TKトレーニングセンター
SJJJF主催「HIROSHIMA INTERNATIONAL JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」
2018/5/13(日) 基山町総合体育館
SJJJF主催「KYUSHU JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」
2018/6/9(日) (場所未定)
SJJJF主催「OKINAWA INTERNATIONAL OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」
2018/8/26(日) 基山町総合体育館
SJJJF主催「SOUTH JAPAN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」
NO-GI大会も同時開催だが、ここでは省略した。
また、獲得ポイントの計算方法や現時点のランキングはこちらのページから確認することができる。
SJJIFの大会カレンダーは10月の世界選手権を区切りとしているため、南日本地区のサーキットは12月の九州大会から始まる。
年間の開催回数は佐賀県基山町で3回、広島県で1回、沖縄県で1回となっている。
また、2018年からは主催がASJJFから下部組織であるSJJJF(Sport Jiu-Jitsu Japan Federation)に移行し、大会名も変わり、DUMAUの名称が使用されなくなる。
個人的には、タイトルがすべて英字かつ大文字というのは日本人にとってものすごく読みづらく、大会の判別が難しいので、大会の日本語表記もあればよいのではと思う。
SJJIFのルール&規定更新について
SJJIF(Sport Jiu-Jitsu International Federation)の2018年度版ルールブックが公開された。
SJJIFとは、以前の記事で紹介したASJJFの上部組織で、柔術のオリンピック競技化を目指した組織である。
SJJIFルールはIBJJFルールに比べてポイントシステムが単純で、客観的に勝敗がわかりやすいルールとなっている。大きな違いといえば、アドバンテージがなく、レフェリー判定がない(同点の場合サドンデス)というところだろう。
更新版には、2018年を待たずしてすぐに適用されるルールや制度もあるようなので、年内にDUMAUなどのSJJIF系列の大会に出場予定の方は早めに確認しておくべきだろう。
今回は大きく更新された部分を紹介していきたいと思う。
※以下の文章は公式のもの(英文)を個人的に勝手に和訳して解釈したものなので、実際の解釈とは違うものが含まれているかもしれません。その点をご留意ください。もし違う訳や解釈をしている部分にお気づきの方がいましたら知らせてくださるとありがたいです。
更新された中ですぐに有効となるルール&規定
ユニフォーム
- 男性競技者はギのトップ(柔術衣)の下にのみラッシュガードを着用することができる。
- 競技者はショートパンツまたはライクラパンツ(スパッツ)、あるいはその両方を着用して戦うことを選ぶことができる。
個人ランキングポイント制度
- 優勝者は7ポイント、14ポイント、もしくは21ポイントを獲得し、これはトーナメントの競技者の総数によって決まる。
SJJIFナショナル・先生・チームランキングポイント制度
- 1年間のSJJIF競技期間中で全てのSJJIF認定トーナメントで所属チームを代表する全ての競技者が獲得した金、銀および銅メダルの全ての累積に基づいている。
2018年1月1日より有効となるルール&規定
年齢区分
- 年齢区分は次のようなコードと区分名で認識される。
体重区分
- ギおよびノーギのキッズの体重区分は以下の通りである。
- ギおよびノーギのジュブナイル、アダルト、マスターの体重区分は以下の通りである。
黒帯の称号
- 黒帯の称号は以下の通りである。
合法・違法なテクニックおよびサブミッション
オープンウェイト部門
- 異なるチームから2人以上の選手が出場する場合、それぞれのブラケットが成立するためには少なくとも3人以上の選手が登録しなければならない。各チーム最大4人の選手が出場することができる。
〜〜個人的所感〜〜
まず、男性はギの下にラッシュガード着用可とのこと。これは驚きである。確かに、競技の公平性という点では、ラッシュガードの着用によりどちらかの選手が有利になったり不利になったりということは考えにくい。逆に、普段の練習では着用している方のほうが多いのではないか。
また、ランキング制度について、優勝者が獲得するポイントが増加した。(2位、3位は従来どおり)
具体的には、競技者の総数が1000人未満の大会での優勝者が獲得できるポイントは7ポイント、1000人以上の大会で獲得できるポイントは14ポイント、さらにSJJIF World Tournament(SJJIF世界柔術選手権)では3倍の21ポイントとなる。(従来は5、10、15ポイント)
あとは、入賞した競技者がそのトーナメントで行った試合数によってポイントの倍率が変動する。
しかしながら、1000人規模の大会とは相当大きな規模である。現時点で国内のSJJIF系列の大会で競技者の総数が1000人以上となる大会はないのではないだろうか。僕が知る限り、DUMAU九州はだいたい200~400人規模である。アジア圏内だと、先月韓国で開催されたDUMAU KOREAが試合会場10面使って、ようやく1000人近くだったと聞いている。
チームランキングは2013年から行われていたが、ナショナルランキング、先生ランキングというのは初耳だ。ホームページを見ても、Coming soonとしか書かれていないので、おそらく2018年度から新設されるランキングなのではないか。
なお、SJJIFランキングは11月~翌年10月を1年の区切りとしている。(SJJIF World Jiu-Jitsu Championshipが締め)
※SJJIFランキングは、ASJJFランキングとは別物である。こちらの伯柔記さんの記事でも述べられているが、ASJJFランキングは大会によるポイントのウェイトに違いがない。
年齢区分は4~15歳をキッズ、16~17歳をジュブナイル、18歳~をアダルト、30歳~をマスターとし、区分名の後に対象年齢をつけて、名称がわかりやすくなっている。
体重区分は、よく見ると従来のライトフェザー級がスーパーフェザー級という呼び名に変わっていることがわかる。これは以前からだが、体重上限はIBJJFルールとはわずかに違う階級があるので注意が必要だ。
また、黒帯の称号については、黒帯~黒帯二段を「黒帯」、黒帯三段~黒帯六段を「プロフェッサー(先生)」、黒帯七段~黒帯八段(赤黒帯)を「マスター」、黒帯九段~黒帯十段を「グランドマスター」としている。上記の先生ランキングというのはおそらく黒帯三段以上の方が受け持つ生徒のポイントで集計されるものであろうか。詳細はまだ謎である。
SJJIFの帯制度は基本的にはIBJJFの帯制度に準拠しているように思えるが、違いがあるといえば、茶帯を授与できるのが黒帯一段からであるという点だろうか。先日IBJJFの帯制度に追加された茶帯と黒帯の仮認定制度は、こちらではまだ採用されていないようだ。
それにしても、19歳で黒帯を取得したとしても最高段位の黒帯十段になるには最短で82歳とは果てしない...。実際はもっと先だと思うが、現在茶帯の僕が最短で黒帯を取得したとして24歳、そこから毎年連盟に登録をし続けて最低修行年限で昇段の申請をし続けたとしても黒帯十段を取得できるのは早くて87歳、果たして生きているのかも怪しい。笑
というか、比較的メジャースポーツの柔道ですら頻繁にルール改正が行われている現在、競技として発展途上の柔術はこれからどんどん変化していくのではないか。柔術の連盟は大きく分けて3つあるが、数十年後にはどこかの連盟が消滅しているかもしれないし、逆に新たな連盟が発足しているかもしれない。今後の柔術界やいかに。
選手やアカデミーによっては特定の連盟の大会にしか出場しない方針ところもあるが、今後ある連盟では有効な資格・帯などが別の連盟では無効となることが起こりうるかもしれない。
個人的にはどの連盟のルールにも適応できるようにしていきたいので、今後もルールや制度をしっかりと理解しておく必要があると考えている。
かもめの滑空飛行が美しすぎる件
おそらく学生最後の学会かな。というか、研究者になるわけではないので、学生卒業したらもう学会に出ることはない気がするけど笑
どうなんだろうか、今後の自分次第。
浜松は初めて来たけど、思いのほか楽しめてる。学会は発表よりも現地の美味い飯を食べたり、観光をすることの方がメインイベントだったりする。
......いや、メインは言い過ぎやけど(☜)、しっかりしてる研究室とかだと、国内外問わず学会への参加費、交通費、宿泊費をほとんど負担してくれるので、実質タダで旅行できるようなものである。(もちろん発表するための研究結果は必要)
なので、旅行したいけどお金がない!っていう人にとっては理系大学院進学ってアリな選択肢なんやないかと思ってる。個人的には。
浜松には博多から新幹線で4時間ちょっと。日曜の夕方に到着して(学会は月曜から)、美味しいハンバーグを食べたり、美味しいお酒を飲みながら美味しい刺し身を食べたり、美味しい鰻を食べたり、浜名湖でかもめと戯れたりしてた。
(浜名湖の遊覧船からの写真。めっちゃ近くで飛んでるの見れる。かっぱえびせんで餌付けできる。可愛い。)
学会は明日までで、帰る前に浜松城にも寄る予定。帰りの新幹線では駅弁でも食べて余韻に浸りたいところ。
こんなかんじで結構満喫してるけど、実は僕の発表はまだ終わってない。明日の朝一。無事乗り越えることを祈ってる(^q^)
明日の自分がきっと頑張ってくれるだろう...☜
----------ここから柔術大会情報----------
12/10(日) 基山町総合体育館
「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2017」 (柔術)
「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN NO-GI CHAMPIONSHIP 2017」 (ノーギ)
通称、DUMAU九州。最終〆切は12/1(金)。あと3日です。
人数はまだ少ないですが、どのカテゴリーも強い選手たちエントリーしてます!
エントリーを考えている方はお早めに!
12/17(日) かすやドーム 武道場
「第11回九州柔術選手権」
第11回九州柔術選手権11th KYUSHU JIU-JITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
「第13回九州ノーギ柔術オープントーナメント」
第13回九州ノーギ柔術オープントーナメント13th KYUSHU NO-GI JU-JITSU Open Tournament | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
こちら3次〆切が11/30(木)、最終〆切が12/7(木)。
こちらもまだまだ少ない...ノーギは試合成立してるのが未だ1試合のみとか大会が成り立つのかちょっと不安になってくる。
僕のカテゴリーもまだ試合成立していない。戦わずしてメダルだけもらうのはなんだか寂しいので、オープンクラスだけでも相手が現れてほしいところ。お待ちしております!!
というか、DUMAU九州と九州選手権の間隔1週間はやはり短すぎである。年末なのでJBJJFはポイントランキングの都合もあったのだと思うが、同じ地域での大会ならばもう少し日程は離してほしかった。(日程はDUMAUのほうが先に決まっていたと思うので)
九州の柔術人口を考えると、参加人数が減るのはお互いにデメリットしかないだろう。
JBJJFとASJJFはもっと仲良くしてほしいという個人的希望である。
そして昨日新たに下記大会の詳細が発表された。
2/4(日) かすやドーム 武道場
「第3回南日本柔術選手権」
第3回南日本柔術選手権3rd South Japan JIU-JITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
参加費が最も安く申し込める1次〆切は1/5(金)。最終〆切は1/25(木)。
第1回大会も第2回大会も下位大会であるはずの九州選手権よりも参加者が少なかったように思えた。南日本というタイトルにふさわしい盛り上がりを期待している。
このブログも微力ながら力になれたらと思う...
そして前回も紹介したこちらの大会
2/24(土) かすやドーム メインアリーナ
「2018年福岡国際柔術選手権」
11/30(木)までにエントリーした方には大会Tシャツが無料でプレゼントされます!
デザインはこちら↓
大会Tシャツのお知らせ | マスタージャパン福岡主催2018年福岡国際柔術選手権
さて、明日の発表準備して寝ますかね...では(^^)/~~~
追記 11/29 0:30頃
先日11/26(日)に行われた南日本マスター選手権及び南日本キッズ選手権の結果はこちらになります。
【公式結果】第1回南日本マスター柔術選手権 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
第2回南日本キッズ柔術選手権2nd South Japan Kids JIU-JITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
団体優勝されたT-REX柔術アカデミーさん、おめでとうございます!
九州の柔術大会情報
お久しぶりです。
柔術以外のネタがなかなか見つからず、結局柔術ネタを書いてしまってるともろです。
内容のある記事をほぼ毎日更新しているブロガーの方々ってすげえな...すげえわ...。
つい先日エントリーが開始した、マスタージャパン福岡主催の福岡国際柔術選手権。詳細発表前から気になっていたのだが、スポンサーも多く、大規模な大会になって面白そうとの事で、情報解禁したその日のうちに早速エントリーしてみた。
最近は県外に遠征ばっかしてたけど、柔術の普及を願う者として、まずは地元の大会を盛り上げることって大事だと思うんだ。。。
ということで、今回は上記の福岡国際含め、直近で九州で開催が予定されている柔術の大会を紹介・宣伝したいと思います\(^o^)/
自分の対戦相手募集も兼ねて笑
まずは今週末のこの大会!!
2017/11/26(日) かすやドーム 武道場
「第1回南日本マスター柔術選手権」
第1回南日本マスター柔術選手権1st South Japan Master JIU-JITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
「第2回南日本キッズ柔術選手権」
第2回南日本キッズ柔術選手権2nd South Japan Kids JIU-JITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
JBJJF主催で、マスター大会とキッズ大会の同時開催。
これらは本来9月に開催予定だったが、台風の影響のため延期になった。
マスターは30歳以上を対象に
キッズは15歳以下を対象にしている。
エントリーは既に締め切っており、本日トーナメント表が発表されている。
トーナメント表を見ると、マスター1の青帯の多さが目立つ。逆に年齢が上のカテゴリーやキッズでは対戦相手が見つからず、キャンセルした人もいるようだ。
柔術は年齢や体重によるカテゴリー分けが多く、自分のレベルに合ったカテゴリーで試合に出れるという利点があるが、競技人口が少ない年齢層での対戦相手がなかなか見つからないという欠点もある。
それでも僕が小学生の頃は地方でキッズやマスターだけの大会が開かれるなんて考えられなかったので、この大会の開催自体が幅広い年齢層で競技人口が増えている証拠である。今後に期待。
続いては九州最大級の盛り上がりを見せるこの大会!!
2017/12/10(日) 基山町総合体育館
「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2017」
「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN NO-GI CHAMPIONSHIP 2017」
ASJJF主催の通称「DUMAU九州」
柔術着を着ないルールである「ノーギ」との同時開催である。
DUMAUの大会は、ブラジリアン柔術の一般的なルールであるIBJJFルールとは少し違った、ASJJFルールを採用している。
ASJJF(Asian Sports Jiu-Jistu Federation)とは柔術のオリンピック競技化を目指す組織SJJIF(Sports Jiu-Jitsu International Federation)のアジア支部である。
DUMAU九州は毎年2回開催されており、今年8月に同場所で開催されたDUMAU全日本を合わせると13回目の開催となる。元々はIBJJFルールを採用していたが、昨年5月大会からASJJFルールを採用するようになった。
毎回佐賀県基山町の全面的なバックアップがあり、通常の柔術の大会よりもエンターテインメント性を重視した異色な大会として知られている。今大会も基山町の「ふ・れ・あ・いフェスタ」が同じ敷地内で開催されるため、柔術に興味がない人でもきっと楽しむことができるだろう。
当日はAマットの試合のみFRESH!のバリカタTVにて生中継予定↓↓
エントリー締切は12/1。
ちなみに僕はアダルト茶帯ライトフェザー級&オープンクラスに出場予定である。
自分で言うのもあれだが、兄弟対決は結構見どころだと思う。
そしてその1週間後に行われるのがこの大会!!
2017/12/17(日) かすやドーム 武道場
「第11回九州柔術選手権」
第11回九州柔術選手権11th KYUSHU JIU-JITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
「第13回九州ノーギ柔術オープントーナメント」
第13回九州ノーギ柔術オープントーナメント13th KYUSHU NO-GI JU-JITSU Open Tournament | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
こちらもギとノーギの同時開催だがJBJJF主催なのでIBJJFルール。
ノーギの方が開催回数が多いのは知らなかったので驚きである。
DUMAU九州と開催日が1週間しか違わないので、人の集まりが良くないようにも思える。
2週連続で試合ってなかなかきついですからね。。。
かくいう僕は、こちらにも出場予定である。(アダルト茶帯ライトフェザー級&オープンクラス)
まだ対戦相手がいないので、募集中です☆☆★
エントリー締切は12/7。
そして最後は冒頭にも紹介したこちらの大会!!
2018/2/24(土) かすやドーム メインアリーナ
「2018年福岡国際柔術選手権」
マスタージャパン福岡主催の大会。DUMAUがスポンサーについているが、IBJJFルールで行われる。
マスタージャパン福岡の柔術メインインストラクターである荒牧誠 氏が香港柔術の代表であるため、そちらの選手たちも出場するのであろう。エントリーフォームには日本語と一緒に中国語も書かれている。
場所は九州選手権や南日本選手権と同じかすやドームだが、武道場ではなくメインアリーナ。初開催で未知数な部分は多いが、国際と銘打つだけあって大規模な大会になりそうで非常に楽しみである。
エントリー締切は2/3だが、第1次締切日(11/30)までに申込・支払いを完了したジュブナイル、アダルト、マスターカテゴリーの選手は、当日に無料で大会Tシャツが配布されるようである。
↓↓他にも日程は出ているが詳細が発表されていない大会は以下の通り↓↓
2018/2/4 かすやドーム
JBJJF主催「第3回南日本柔術選手権」
2018/4/15 鹿児島アリーナ
JBJJF主催「第10回九州柔術オープントーナメント」
詳細が出たらまた改めて紹介しようと思う。
以上、現時点で日程がわかっている九州の大会を紹介しました!!
このブログを見た九州の柔術家や、九州に遠征に来ようと思っている柔術家たちの参考になれば嬉しいです!
九州の大会だけをまとめた記事って見たことないなと思って書いては見たけれど、こういうのって需要はあるのかしら。
需要がある、もしくは大会の参加者増加に少しでも貢献できるなら、今後も積極的に続けていきたいと思う。
まあ、当ブログは僕の自己満足のためのブログなので、需要がなくても僕が書きたいと思ったら書くけどね!!笑
今後は週一更新を目標に頑張ります。。おわり
みんなも柔術をやって友達の輪を広げよう!
こんばんは。
朝の記事に書いた通り、今日は広島で柔術の試合でした。
大会名は「広島国際柔術選手権2017」
第1回大会らしい。これから毎年やるのかしら。
国際を聞くと規模の大きな大会ではないかと思ってしまいそうだが、今回の大会はそうではない。
今日は全国各地でいろんな大会が開催されてたそうで、その影響かもしれないが。
僕自身、国際と付く大会と付かない大会の違いがなんなのかは正直よくわかっていない。
まあ広島には米軍基地があり、柔術をやっている海兵隊員さんも結構いらっしゃるので、ある意味国際的ではある。笑
今大会はJBJJF(日本ブラジリアン柔術連盟)の会長である中井裕樹先生を来賓に呼んでいたので、もしかしたら連盟としてはそれなりに力を入れていた大会なのかもしれない。あくまで想像でしかないが。
次大会以降のより一層の発展を祈るばかりである。
個人的には、国際大会とそうでない大会の違いや基準を知りたいので、知っている方がいたら是非コメントでもなんでもいいので教えてほしい。僕が見落としているだけでJBJJFのどっかのページに書いていたりするのだろうか...
さて、前置きが長くなってしまったが本題に入ろう。
結果、茶帯のライトフェザー級とオープンクラスで優勝することができた。
今は帰りの新幹線の中で広島に乾杯しているところである。最高だ。ガハハ。
まあそんなことはどうでもいいのだが(ただの自慢ブログにはしたくないので笑)、タイトルに触れている通り、柔術をやっているとめちゃめちゃ人脈が広がる。試合に出るとなおさらである。いろんな年齢、いろんな職業、いろんなバッググラウンド、価値観を持つ人たちがいる。本当に勉強になる。
普通の学生が社会に出る前にこんなに様々な社会人と関わる機会を持つことってなかなかない。おかげで柔術が続けられる仕事選びについてしっかり考えることができたし、社交性もかなり上がった。
まだまだメジャーではなく、敷居の低い競技ならではの良さである。
若いうちに柔術に出会えて本当にラッキーだった。
みんなも柔術で人生を充実させよう!!
という最終的に柔術アゲアゲな回でした。
あ、そんなこんなで博多に到着。おわり。
追記 (11/15 14:20)
広島国際選手権は、昨年まで藤田柔術さん主催で行われていた平和杯という大会の後継?のようですね。連盟の認可を受け、JBJJFポイントランキングにも反映されるので、今後参加者も増えるのではないでしょうか。
入賞することで得られるポイントも東京国際選手権や南日本選手権などと同じで、関東選手権や九州選手権などの地区選手権大会よりも上位の大会に当たるようです。僕がエントリーした時点では明記されていなかったので、最近更新されたみたいですね。
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