ともろぐ

柔術成分多めな雑記

コパ・ラスコン沖縄レポ

2/25(日)に開催されたCOPA LAS CONCHAS JIU-JITSU/NO-GI OKINAWA (通称:コパ・ラスコン沖縄)についてのレポを書く。

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Las Conchas主催のコパ・ラスコン大会は、昨年までは東京のみで開催されていたが、今年から全国各地の地方大会を多く開催。

1月は東京で開催されたが、2月に今回の沖縄、そして5月に新潟、7月に茨城にて開催予定である。

 

 

僕自身は、前日の福岡国際からの飛行機で沖縄に飛んで2日連続参戦、という初の試みであった。(福岡国際のオープンクラス不参加はこのため)

 

 

今回の沖縄大会は那覇市の奥武山公園にある沖縄県立武道館で行われた。

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当日会場に行って知ったのだが奥武山公園はプロ野球の巨人のキャンプ地だったらしく、いたるところに選手たちのパネルがあり、当日は練習試合とかも行われていたらしい。

 

 

野球にはあまり興味のない僕、華麗にスルー。(一応ライトなホークスファン)

 

 

 

 

僕の試合は階級は成立せず、オープンクラスもワンマッチのみだった。ASJJFルールだったため、レフェリーも兼任。

レフェリーが今大会のスーパーファイトの選手である若山達也さん(若柔術)と北出拓也さん(パラエストラ川崎)、そして僕の3人だったため、第1試合のスーパーファイトは僕が裁くことになった。今まで黒帯の試合のレフェリーをしたことがなかったので少し緊張した...。

スーパーファイトは北出選手が19-0からの袖車絞で一本勝ち。

 

 

 

僕の相手は愛知から来たマウリシオ・モゾニ選手(クサノチーム)で、昨年5月のDUMAU九州で対戦しポイント負けしていた相手だった。

 

試合はサドンデスにもつれ込み、サドンデス開始直後にパスガードからのバックを奪い勝利!!

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以前対戦した時はガードを超えれるイメージがあまり湧かなかったので、自分の成長を感じられた試合だった。嬉しい。

 

 

いやー、IBJJFルールだったらアドバンかレフ判負けしてた気がするけど、これはASJJFルールなのだ!勝ちは勝ち!

 

 

改めてASJJFルール向きだなと思った。僕のスタイル。

 

↓そして一応今大会の戦利品↓

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階級1人優勝のメダルとオープンクラス優勝のメダル、オープンクラス優勝賞品のラッシュガード(右)とLas Conchas代表のケニー板橋さんに頂いたラスコンTシャツ(左)

 

前日の戦利品に続き2日間でかなり色々手に入れた。笑

2連戦して良かった。ありがたい。

 

 

 

 

そして、今大会最も注目されていたのは元レスリング世界王者で現在はMMAで活躍中の山本美憂選手だろう。弟である山本"KID"徳郁の柔術コーチであるベッチーニョ・ヴィタウのジム、KRAZY BEEに所属しており、現在青帯。今大会が柔術デビュー戦であった。

 

結果はギもノーギも制してWゴールド。クローズドガードを割るのに苦労していたが、なんだかんだでパスして1ポイントも与えずに勝利する姿はさすがであった。

 

 

 

そして何と言っても43歳に見えない若々しさ!!カッコいい!!金髪ショートが似合う!!!!

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すっかりファンになりました。笑

 

MMAの次戦は7月とのこと。応援してます!

 

 

 

KRAZY BEE代表のベッチーニョ・ヴィタウ選手は今大会のスーパーファイトを除く唯一の黒帯マッチに出場。台湾から来たHsinchu BJJのジェフリー・リウ選手と対戦し、10-0で勝利した。

 

 

 

 

 

沖縄は大会開催自体が少なく、ASJJFルールでの大会開催も今回が初めてだったようだが、今月末の3/31に同じ場所でKRAZY BEE主催のKRAZY BEE CUPが開催予定であり、ASJJFルールで行われる。

http://dumau.org/images/displayImage/686

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

こちらの大会にも山本美憂選手は参戦予定だが、山本"KID"徳郁選手も参戦するかもという噂もある。

 

 

沖縄ではこの他にも6月にSJJJF主催の沖縄国際オープン選手権、8月にはJBJJF主催の沖縄柔術選手権が開催される予定であり、現在柔術が盛り上がってきていることは間違いないだろう。

 

 

 

少し脱線したが、沖縄には米軍基地があるため、今大会は軍人であるアメリカ人の参戦も多く見られた。その多くは白帯または青帯だったが、もうとにかくデカいし、筋肉が凄い。

 

 

こんな人たちが柔術にのめり込んで技術を身につけてしまったらライトフェザー級の僕なんか一瞬で捻り潰されてしまうのではないかと思った。

 

この中で、アダルト青帯オープンクラス勝戦でウルトラヘビーの米軍人から一本を奪ってWゴールドを達成したフェザー級の風間大五郎選手(パラエストラ川崎)は見事だった。

聞けば柔術歴はまだ浅く、柔道経験者だが柔道っぽさを感じさせない柔術センスを持っていて、今後が楽しみな若手選手である。

 

 

 

 

コパラスコン沖縄の主な結果とレポはこちらのブラジルブログで紹介されている。

主な結果

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【結果】COPA Las Conchas 2018 OKINAWA - livedoor Blog(ブログ)

男子紫〜黒帯

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】COPA Las Conchas 2018 Okinawa:黒帯ほか - livedoor Blog(ブログ)

女子青帯

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】COPA Las Conchas 2018 Okinawa:女子の試合 - livedoor Blog(ブログ)

 

 

 

沖縄は2月でもとても暖かくて、過ごしやすかったです!!また試合しに行きます!!

 

おわり

福岡国際柔術選手権レポ

2/24(土)にかすやドームにて、マスタージャパン主催の「2018年福岡国際柔術選手権」が開催された。

 

 

初開催ながらも多数のスポンサーが付き、豊富な参加賞や豪華な入賞者への副賞、更には女子の賞金トーナメントが開催されるなど大々的な大会となった。

公式結果はコチラ

2018年 福岡国際柔術選手権 公式結果<br>2018 FUKUOKA INTERNATIONAL JIU-JITSU CHAMPIONSHIP Official Result | マスタージャパン福岡主催2018年福岡国際柔術選手権

 

僕もアダルト茶帯ライトフェザー級に出場、ワンマッチ決勝をレフェリー判定でなんとか制し、優勝することができた。

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そして当日の戦利品がこちら↓↓

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多い。笑

 

茶帯の階級別の優勝者にはメダルに加え、副賞としてガラナ・アンタルチカ(サッカーブラジル代表の公式スポンサー飲料)350ml×24缶が与えられた。(副賞はカテゴリーによって違う。道着が与えられるカテゴリーもあった。)

他は1次締切までに申し込んだ人に配られる大会オリジナルTシャツ、出場者全員に配られるゴールドジムクエン酸&ビタミン、リバーサルのステッカー、Budovideos Japanの物販ブースで貰ったハンカチ。

写真には載ってないが出場者全員に185mlのガラナ・アンタルチカ1缶も配られた。

 

 

物販ブースは福岡イサミやLas Conchas、DUMAU、うどんのウエストなど、出店多数。

 

出店していたBudovideosは、柔術の教則DVDなどのオンライン販売をやっている会社。アメリカに本社があり、最近日本(福岡)に進出したばかりだ。GMの田中恵里子さんはブドー・エリという名で白帯の部に出場。階級別のワンマッチ決勝で見事一本勝ちを収めた。

Budovideos JapanのオンラインショップのURLはコチラ

www.budovideos.jp

 

海外の著名選手のラインナップが豊富な印象だ。皆さんも購入を検討してはいかがだろうか。(僕は初ボーナス出たら買いますとか言うてしもうた😂)

 

 

 

そして今大会の目玉はなんと言っても女子の賞金トーナメント「福岡グランプリ」。

紫・茶・黒帯混合のライトフェザー級、ライト級の2部門開催され、優勝者にはそれぞれ賞金5万円が与えられるというものだ。地元九州の選手に加え、東京や台湾、フィリピンなどから選手を招聘し、国際大会の名に恥じないトーナメントとなった。

 

結果はライトフェザー級はAXIS福岡の黒木麻衣子選手、ライト級はCarpe Diemの内山裕規選手がそれぞれ優勝を収めた。

そのレポはブラジルブログにて紹介されている。

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】福岡国際2018:福岡グランプリ・女子賞金トーナメント - livedoor Blog(ブログ)

 

グランプリの優勝者には賞金5万円と4STRIPES賞(4STRIPESのBJJキャンプへの参加チケット)が与えられた。
4STRIPES賞はグランプリ優勝者2名に加え、男子アダルト青帯&紫帯オープンクラス優勝者の2名にも与えられた。

 

 

個人的ベストバウトはライトフェザー級の黒木麻衣子(AXIS福岡) vs メギー・オチョア(ATOS フィリピン) 戦だ。

 

オチョア選手はIBJJFの世界大会であるムンジアル青帯ルースター級優勝、紫帯ルースター級3位の実績を持つ実力者で現在紫帯。

対する黒木選手は高専柔道の流れを汲む九州大学柔道部出身でIBJJF紫帯ライトフェザー級の覇者、現在茶帯

前半はオチョア選手がスイープで2点を先行しペースをつくるも、後半に黒木選手が小内刈のテイクダウンで同点に追いつき、最後は二アパスから腕十字固めで見事一本勝ちを収めた。

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決勝に進んだ黒木選手は昨年のムンジアル茶帯ライトフェザー級3位で現在黒帯の山口芽生選手と対戦。

実はこの2人、紫帯時代にJJFJ全日本選手権で対戦経験があり、その時は黒木選手がポイント勝ちを収めている。

今回は黒木選手が終始山口選手を圧倒し、送襟絞で一本勝ち。

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僕の大学の直属の先輩という贔屓目を差し引いても素直に感動した…あの試合での勝負強さと極めの強さを見習いたいです...

 

 

 

ライト級で個人的に注目していたのは準決勝の内山裕規(Carpe Diem) vs 左近允梨乙子(パラエストラ北九州)である。

結果は内山選手が序盤にスイープで得た2点を守り切るといった形になった。

とはいえ、左近允選手の場外際でのスイープや、後半の二アパスなど、レフェリング次第ではポイントが入ってもおかしくないような接戦であった。

 

 

近年の柔術人口増加に伴い、国内の女子柔術も盛り上がってきている。

福岡国際選手権は来年以降も開催予定とのことなので、次回以降の福岡グランプリも期待したい。

そのうち男子の賞金トーナメントも開催されないかなーというちょっとした希望。

 

 

ともあれ福岡国際選手権、素晴らしい大会でした!!

僕は福岡離れちゃいますが来年以降も日程合えば出たいと思います!!

 

 

ただ1つだけ!!改善してほしいところがあります!!!!

 

試合場の畳の隙間

 

これ、マジで危なかったです。実際に隙間に足が挟まって怪我した選手もいるので...

 

 

畳の外側しっかり固定おなしゃす...

 

 

 

次回は2/25のラスコン沖縄について書きます!

空白の1ヶ月間をざっと振り返る記事

こんにちは。

前の記事から長らく期間が空いてしまいました。

ほぼほぼ1ヶ月更新してなかったので全然アクセスされてないんだろうなーって思ってたら、意外とあったので驚きです(゚O゚;)

 

過去記事がたまたま検索にヒットしたのか、定期的に見てくださる方がいるのか...どちらにせよ嬉しいことだ.。゚+.(・∀・)゚+.゚

 

 

 

僕はと言えばこの1ヶ月間、フルフォースカップに出場(階級&オープン3位)したり、大学院卒業後の新居を探しに横浜に行ったり、ついでに声優の東山奈央さんの日本武道館ライブに行ったり、嶋田裕太選手のセミナーに行ったり、修士論文を提出したり、修論の最終試問があったりと色々してました!笑

 

いやー、2年前に学部の卒業論文書いてた頃からは考えられない充実ぶり。

あの頃は締め切り直前は研究室に寝泊まりばっかしてましたからね。

 

 

物事を両立させるのが上手くなってきているのかもしれない。

 

 

 

卒業後も仕事と柔術と趣味は両立させていきたい所存。

 

 

 

 

そしてそして!!

 

 

 

 

今週末にはまた試合がある!!!!

 

 

 

しかも2日連続!!!!笑

 

 

 

明日、2/24(土) は当ブログでも度々宣伝してきた福岡国際柔術選手権!

fukuoka-bjj.jp

当日のタイムテーブル及びトーナメント表はコチラ

タイムテーブル & トーナメント表 / Time Table & Tournament Bracket / 時間表 & 比賽對戰表 | マスタージャパン福岡主催2018年福岡国際柔術選手権

 

 

そして明後日2/25(日)はCOPA LAS CONCHAS JIU-JITSU OKINAWAに出場します!

http://dumau.org/images/displayImage/581

こちらの大会のトーナメント表はコチラ

:: DUMAU.ORG | BRACKETS LIST ::

 

何気に沖縄初上陸。

 

 

僕の試合は、福岡国際は階級別ワンマッチ、ラスコン沖縄はオープンクラスワンマッチ。がんばります。

 

 

どちらも初開催ながら見どころ沢山の大会なので後日レポとか書きたいところ。

 

 

 

 

 

ということで3月は更新ペース戻る予定です!よろしくお願いします_|\○_

今日は南日本選手権の最終締切日なんだって!

修士論文の締切に追われてるともろです。

 

 

 

約1ヵ月後には全てから解放され、新生活に向けた準備を始めつつ最後の学生生活を謳歌している頃でしょう。今は頑張り時なのです。ラストスパートなのです。

 

 

 

しかし今日は書かなければと思った。筆者も出場予定である2018年最初のJBJJF公認大会、フルフォース杯が3日後に迫っている。

 

 

2018/1/28(日)  大阪府豊中市立武道館ひびき

 「FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 01」

画像に含まれている可能性があるもの:5人、、スマイル、テキスト

FULLFORCE CUP JIU-JITSU OPEN 01 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

 

既にトーナメント表も出揃っている状態だ。

↓↓トーナメント表↓↓

https://www.jbjjf.com/entrylist/2018/ffc_01/t.pdf

 

今大会は、フルフォース・プロダクションとJBJJFが主催の第1回大会。

社長の荒木拓也氏が10月中旬に大会への熱い思いとともに開催を発表し、エントリーを開始した。以来、大会の趣旨に賛同し、大会を盛り上げよう、楽しもうという熱い柔術家たちが多数エントリーし、大会1ヶ月前に募集定員が100%に到達、早期締切となる異例の事態となった。

試合は4面開催で、1面あたりの試合数は100試合を超える。

出場選手は白帯から黒帯まで、アダルトからマスター5まで、男女問わず満遍なく揃っている。フルフォースサポート選手である甲斐真由実選手をはじめ、九州からも多数出場予定だ。

 

そして先日、荒木氏からフルフォースカップ個人賞についての告知があった。

www.facebook.com

「年間サポート賞」に「オリジナルDVD賞」、そしてなんと「プロ柔術MATSURI第10戦 出場推薦枠賞」......!!

草大会なのになんて豪華な......!!

 

僕も個人賞、バンバン狙っていく所存です。

2018年の柔術人生、幸先の良いスタートを切りたいところだ。

 

 

ところで今大会、僕はてっきり主催はフルフォースだけでJBJJFは協催だと思っていたけれど、HPを見るとフルフォースとJBJJFのダブル主催となっている。

JBJJFランキングの副賞はJBJJF主催大会の参加費無料だが、今大会のようにランク1の公認大会でも主催にJBJJFが入っていれば対象となるのだろうか。(個人的にも)気になるところである。

 

 

 

 

そしてそして、今日は書かねばと思ったもう一つの理由!

本来はもっと早く告知すべきだったのだったのだが気付くのが遅かったっ。確認不足だったっっ。

 

 本日最終締切!

2018/2/4(日)  福岡県・かすやドーム 武道場

「第3回南日本柔術選手権」https://www.jbjjf.com/wp-content/uploads/2017/12/south_03_w.jpg

第3回南日本柔術選手権3rd South Japan JIU-https://www.jbjjf.com/wp-content/uploads/2017/12/south_03_w.jpgJITSU Championship | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

 

当日の夕方に告知して効果があるのかわからないがしないよりはマシだろう。

 

2018年最初の九州開催の大会となる。大会終了後にはJBJJF殿堂入りの細川顕選手のビギナー向けセミナーが開催される。

 

ちなみに細川選手は前日にもカルペディエム福岡にてセミナーを行う。こちらはモダン柔術寄りの内容となる予定だ。

www.facebook.com

 

 

大会ランク3と九州のJBJJF主催大会では最高ランクのはずだが、まあエントリーが少ない。先月開催されたランク2の九州選手権よりも少ない。

もしかしたら1週間前のフルフォース杯に人数持っていかれたのかもしれない。

 

かくいう僕も今大会は不参加です。すみませぬ。<(_ _ )>

け、けっしてフルフォース杯との連続がきついとかそんな理由じゃないんだからねっ////

せっかく九州リーグ1位になって参加費無料になったのに、福岡にいる間に九州の大会に出れないかもしれない(T_T)

 

 

まあそれはおいといて

南日本選手権が九州選手権を超え、ランク相応の大会になるのはいつになるだろうか。

最終締切でエントリーが増えることを願っている。

 

 

 

ちなみに、南日本選手権の3週間後に開催される福岡国際選手権も、エントリー締切が2/3(土)と迫ってきている。

 

2018/2/24(土) かすやドーム メインアリーナ

「2018年福岡国際柔術選手権」

fukuoka-bjj.jp

 

同大会は女子アダルト紫茶黒帯のライト級及びライトフェザー級で賞金有りのグランプリトーナメントを開催することでも注目されている.

2018 Female 福岡グランプリ / 招待選手のご紹介 | マスタージャパン福岡主催2018年福岡国際柔術選手権

招待選手以外の一般公募も受け付けているので、興味のある紫帯以上でライト級以下の女性は応募してみてはどうだろうか。

 

 

おわり。

たとえともろぐが炎上したとしても俺は悪くない!社会が悪い!

※炎上しません

 

あけましておめでとうございます。

ブログを書き始めて2ヶ月、定まりつつあるように見えてブレブレな方向性ですが、今年も自分のペースで更新を続けていきたいと思います。

 

 

もともとは何でも書く雑記にしようと思ってたのに、いつの間にか柔術情報ブログもどきになってしまってるよね...

それにも関わらず、大学の友人が2人ほど、「ブログ見てるよ」とか「更新楽しみにしてるよ」とか言ってくれたのはありがたい。

たまには他のことも書くよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

とか言っておきながら今から書くのはがっつり柔術である(っ'ヮ'c)

 

 

今回はJBJJFランキングについて。

 RANKING2017-2

先日、JBJJFランキング2017の確定版が発表された。

JBJJFランキング2017 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

 

 

2017年度までは男子アダルト紫〜黒帯カテゴリーのみが対象であり、黒帯は上位10名、茶、紫帯は上位5名が副賞として次年度のJBJJF主催大会の参加費が無料(1次締切までのエントリーのみ)となる。

また、次年度のJBJJF会員更新料も無料となる。

 

ちなみに筆者は茶帯ランキングで3位にランクインした。2018年は大会参加費無料だぜ。会員も自動更新だぜ。やったぜ。

 

 

JBJJFランキング2017の発表と同時に、JBJJFランキングリニューアルについても発表された。

ランキング | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

 

これまでは男子アダルト部門(紫/茶/黒帯)のみが対象だったが、女子アダルト(紫/茶/黒帯)、男子マスター1~2(紫/茶/黒帯)、男子マスター3~6(紫/茶/黒帯)、男子アダルトノーギ部門(エキスパート/アドバンス)、そしてアカデミー部門がそれぞれ新設される。

入賞対象者は、男子マスター部門の黒帯が1~5位、男子アダルトノーギ部門のエキスパートとアカデミー部門が1~3位、その他のカテゴリーは全て1位のみとなっている。

男子アダルト紫帯は1~3位と、これまでの1~5位から入賞対象者が少なくなっている。

また、アカデミー部門は青帯以下のカテゴリーもポイント対象となるのか、明記されていないので気になるところである。

 

男子アダルト以外の部門のランキングは既にASJJFが採用しているが、ASJJFランキングは全てのカテゴリー毎にランキングシステムを適用しているため、例えばマスター2の年齢の選手がマスター2とマスター1で獲得したポイントは合算することはできない。しかし、今回のJBJJFの改正ではマスター1~2、マスター3~6のように、競技人口に応じて大まかに分けられているため、ランキングに参加しやすくなっている。

 

 

個人的に気になるのは、ノーギのカテゴリー分けである。

通常、ノーギのカテゴリーはギの帯色と同じだが、JBJJF主催大会では特別ルールを採用しており、ビギナー(白帯ルール)、アドバンス(青紫帯ルール)、エキスパート(茶黒帯ルール)の3つのクラスに分けられる。

 

ビギナークラスには柔術青帯以上もしくは他の組技競技での入賞経験者の出場は認められていないが、アドバンス及びエキスパートクラスには帯色の制限がない。足関節がアリかナシかというルールの差である。

確かにギとノーギの実力は一致するとは限らない。例えば、僕は茶帯だが、ノーギの得意な青紫帯の選手には勝てないだろう。実際に出場するならアドバンスクラスだと思っている。しかし、明らかにエキスパートクラスでも通用する、実績のある茶黒帯の選手がアドバンスクラスに出場するケースをたまに見かける。ランキングの対象になることでそういったケースが増えることも考えられる。エキスパートの入賞常連者がアドバンスに出場しようと、現システム上は何の問題はないのだ。だが、そのような選手に対して不満を抱かない人は少なくないだろう。

アドバンスとエキスパートの間にも実力や実績等による何らかの線引きが必要ではないかと考えられる。

 

 

ランキング制度改正については、下記の伯柔記さんのブログでも詳しく紹介されている。非常にわかりやすいので是非見てほしい。

blog.livedoor.jp

 

 

また、今回のランキングについてSNS上でちょっとした波紋を呼んでいるのが、「本来の自分の階級ではなく、あえて誰もいない階級にエントリーし、1人優勝でポイントを獲得するやり方」である。

賛否両論はあるが、ルールに違反していなければその行為には問題ないと思う。その方法でポイントを獲得した選手を批判する人は個人的に気に食わないだけなのである。先ほどノーギのクラス分けに関して述べたのと同様で、気に食わない人が多いのならそれは、システム上の欠陥であり、批判するべきは選手ではなく連盟である。

もしあなたがルールの範囲内のことで批判されたなら気にせず「俺は悪くない!ルールが悪い!」とでも言っておきましょう。そのうちルールが変わります。

 

しかし、今回のランキング制度改正によって、大会のランクによって獲得できるポイントが大きく変わった。大会のグレードを5つに分け、ポイントの計算方法もわかりやすくなった。

グレードが最も高いランク5の大会で優勝すれば15Pと、従来の10Pよりも高いポイントが得られるようになり、1人優勝で与えられるポイントは従来の対戦優勝の半分ではなく1/3のポイントになった。以前よりも選手の実績がランキングに反映されやすくなったシステムと言えるだろう。

JBJJFもシステム改善のために試行錯誤を続けているのだ。

 

 

今回の制度改正が吉とでるか凶とでるか、ランキング2018の行く末が楽しみである。

JBJJF九州選手権 総括

https://www.jbjjf.com/wp-content/uploads/2017/10/kyu_ch11_w.jpg

12/17(日)に福岡県の粕屋町総合体育館「かすやドーム」にてJBJJF主催の九州柔術選手権が開催された。

 

大会の公式結果はコチラ

 柔術

【公式結果】第11回九州柔術選手権 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

ノーギ

【公式結果】第13回九州ノーギ柔術オープントーナメント | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

 

 

DUMAU九州の1週間後の開催となったが、主に熊本のTATORU柔術アカデミーの大量エントリーにより僕の知る限りでは過去最大の参加人数となった。

団体成績は、過去3大会連続団体2位に終わっていたTATORUが悲願の初優勝。会場にはお揃いのTATORUパーカーを着ている人が多く見られ、チームの結束力が垣間見えた。

おめでとうございます!

 

 

個人成績に着目すると、

男子アダルト黒帯オープンクラス優勝の西本 健治 選手(メフォーゼ柔術アカデミー)

男子アダルト紫帯オープンクラス優勝の乘次 秀彦 選手(バッファロー柔術)

男子アダルト紫帯フェザー級優勝の廣瀬 玄典 選手(カルペディエム福岡)

男子アダルト青帯2階級制覇の平田 孝士朗 選手(トラスト柔術アカデミー鹿児島)

女子アダルト紫帯オープンクラス優勝の左近充 梨乙子 選手(パラエストラ北九州) 

女子アダルト青帯オープンクラス優勝の坂本 陽 選手(タトル)

 

など、先週のDUMAU九州から連戦した選手の活躍も目立った

 

 

 

 

しかし、例年の2面開催では各試合場の試合数が多くなってしまい、試合の進行が大幅に遅れてしまった。それによって、遠方から来た日帰りの選手のオープンクラス欠場が続出してしまったのが個人的には非常に残念であった。

黒帯オープンクラス出場の韓国人選手たちもトーナメントの途中で帰国せざるを得なかった。

 

 

 

初めてのことなので仕方ないが、次回以降は3面開催が可能な会場を押さえるべきであろう。

 

 

 

参加人数次第ではあるが、2/4(日)に同会場で開催される南日本選手権ではどういう運営となるのか気になるところである。

 

 

 

 

とはいえ、九州で2週連続で大会が開催されたにも関わらずここまで人数が集まったのは、九州の柔術人口が増えている証拠であろう。

 

 

 

来年の九州で開催されるSJJJF主催大会の日程はもう既に発表されているが、JBJJF主催大会がどの日程で開催されるのかも気になるところである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?僕の結果ですか??

 

 

 

 

 

 

この記事を上の方にスクロールして公式結果のURLを見てみてください。

 

 

 

そして察してください。。(2週連続)

 

 

 

 

 

先月の広島国際でも対戦した吉岡優幸選手に腕を極められ見事にリベンジされてしまいました。

オープンクラスは僕が優勝となってますが吉岡選手が帰りのバスが間に合わないとのことで欠場し、不戦勝というオチです.....。

 

 

 

敗者は黙って次の戦いに備えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 それはさておき、

 

 

JBJJF九州リーグ2017の最終結果が発表された。

九州BJJリーグ2017最終結果 : JBJJF九州 blog

 

 

青帯~黒帯の各帯で1位の選手は次年度の全日本マスターズまたは全日本選手権の参加費無料、九州リーグ加盟大会の参加費が全て無料となる。

 

 

 

 

お気づきだろうか、茶帯の1位は僕である。(どや)

 

 

全日本選手権は一つの目標としている大会なので参加費無料というのは素直に嬉しい。

 

 

 

柔術は1大会平均で約5000円ほどの参加費がかかるため、たくさん試合に出て経験を積みたい九州在住の方は来年のランキングで1位を目指してみてはいかがだろうか。

 

 

 

ちなみに全日本ランキングというのもある。(最終結果は12/30のRIZIN FF JIU-JITSU OPEN TOURNAMENT後に更新)

ランキング | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟

九州外に出てバンバン遠征したいという紫帯以上の方はこっちを意識してみるのもいいかもしれない。

 

 

 

 

 

最後に、Twitterで今話題の質問箱始めました(笑)

t.co

 

たいしてこないだろうと思っていたのだが意外と柔術の質問とかよくきてるのでびっくりしている。

できる限り答えるつもりなので柔術のこと、柔道のこと、大学のことなどなんでも質問してください。

 

もちろんブログのコメントもお待ちしております(未だ0コメ)

おわり。

DUMAU九州総括

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12/10(日)に佐賀県基山町総合体育館にてASJJF主催の「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2017」が開催された。

別名「DUMAU九州 2017 冬の陣」である。

 

NO-GI大会も同時開催であった。

 

翌週に開催されるJBJJF主催「九州柔術選手権」の影響か、昨年12月よりも参加人数は減ったが、それでもエントリー人数は述べ300名を超え、4面開催となった。

 

 

大会結果はコチラである。

柔術

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

ノーギ

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

 

 

また、主な結果のレポは橋本欽也氏のブラジルブログにて紹介されている。

 黒帯

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN OPEN 2017:黒帯 - livedoor Blog(ブログ)

 

男子アダルト茶・紫帯

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN OPEN 2017:色帯 - livedoor Blog(ブログ)

 

女子色帯

ブラジリアン柔術ニュースブログ ブラジルブログ:【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN OPEN 2017:女子 - livedoor Blog(ブログ)

 

 

 

ちなみに、今大会はSJJIFのルール更新が発表されて初のSJJIF系列の大会であり、初めて男性競技者のラッシュガード着用可の大会となった。

 

 

 

せっかくなので僕自身も着用して出場してみた。

 https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/25299490_969286456544134_3015695166728017981_n.jpg?oh=47287e5af6b595fde5d8334e415472e8&oe=5ACE65ED

掲載元:

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冬は寒いので着てると身体冷えにくいし、道着とも擦れにくいし、汗を吸収してくれるので1日に何試合もする場合は汗が気にならなくていい。

個人的には、古い慣習にとらわれない前向きなルール改正だと思う。

 

 

 

 

 

あと、僕は選手も兼任でレフェリーもやっていて、主にキッズの試合を担当していたのだが、みんなレベルが高くてとても感心した。

多分、僕の小学生のときよりも全然強い。

 

この中から少しでも多くの子たちが柔術を好きになって、できるだけ長く柔術を続けて、未来の九州柔術界、日本柔術界を盛り上げてほしいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?僕の試合結果ですか??

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラジルブログの色帯レポを見てみてください。

 

 

そして察してください。。

 

 

 

 

 

 

来年度の開催日程も既に決定しているとのことなのでここで告知しておこうと思う。

 

ASJJFでは、地区ごとに各カテゴリー毎に個人ランキングをつけており、個人ランキング1位かつ30ポイント以上を獲得した選手には次年度の全国のASJJF及びSJJJF主催大会参加費免除という特典が与えられる。

獲得ポイントは試合での順位とそのカテゴリーでの総試合数によって決まり、アダルトのみならずマスターやキッズカテゴリーでもランキング制度が適用されるという点が他の連盟との違いであり魅力である。

 

 

 

ASJJF SOUTH JAPAN RANKING 2018 (南日本ランキング)の対象となる大会は以下の大会である。

 

2017/12/10(日)  基山町総合体育館

ASJJF主催「DUMAU SOUTH JAPAN OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2017」

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

 

2018/3/18(日)  TKトレーニングセンター

SJJJF主催「HIROSHIMA INTERNATIONAL JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

 

2018/5/13(日)  基山町総合体育館

SJJJF主催「KYUSHU JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

 

2018/6/9(日)  (場所未定)

SJJJF主催「OKINAWA INTERNATIONAL OPEN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

 

2018/8/26(日)  基山町総合体育館

SJJJF主催「SOUTH JAPAN JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2018」

:: DUMAU.ORG || EVENT INFO ::

 

 

NO-GI大会も同時開催だが、ここでは省略した。

 

また、獲得ポイントの計算方法や現時点のランキングはこちらのページから確認することができる。

DUMAU.ORG | RANK INFO

 

 

SJJIFの大会カレンダーは10月の世界選手権を区切りとしているため、南日本地区のサーキットは12月の九州大会から始まる。

年間の開催回数は佐賀県基山町で3回、広島県で1回、沖縄県で1回となっている。

また、2018年からは主催がASJJFから下部組織であるSJJJF(Sport Jiu-Jitsu Japan Federation)に移行し、大会名も変わり、DUMAUの名称が使用されなくなる。

 

個人的には、タイトルがすべて英字かつ大文字というのは日本人にとってものすごく読みづらく、大会の判別が難しいので、大会の日本語表記もあればよいのではと思う。

 

最近積極的な改革を行い、他の連盟との違いをつくろうとしているスポーツ柔術連盟の今後に注目したい。