ともろぐ

柔術成分多めな雑記

柔術家がZST主催GTF.4を支援すべき3つの理由

柔術は6月から練習を再開しています。

 

はっきり言って柔術は濃厚接触の極みなので、会社の人には練習してることあまり言わない方がいいのかな...と思いつつ、よく聞かれるので6月から行ってますと答えるのだが、

某同期「緊急事態宣言解除されたら別に行ってもいいでしょ」

某先輩「会社から自粛要請出てるわけじゃないんだし、気にしなくていいでしょ」

弊部長「再開できて良かったね」

 

な、なんか大丈夫そう!!!!(6月末時点)

とはいえ、第二波がキてしまったっぽいので感染対策には気を抜かぬよう努めます。

 

 

というわけで本題...

 

前回のブログで「ピンチをチャンスに」なんて言いましたが、早速チャンスがきました。

 

格闘技団体のZSTが7/26(日)に「GTF.4」というグラップリングトーナメントを主催するのですが、その-60kg級に出場することになりました。無観客試合で、有料配信予定。

-60kg級、-75kg級、-90kg級のそれぞれ8人トーナメントと、その他スーパーファイトが4試合ほど予定されています。

こんな時期に試合を組んでくれたZSTの関係者各位には感謝です。

 

組み合わせも...出たっ!!

-60kgトーナメント

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大まかに分けると柔術家vsMMAファイター(柔術ベースのMMA選手もいますが...) 

 

-75kgトーナメント

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全員が柔術で実力・実績のある選手

 

-90kgトーナメント

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国内ではなかなか珍しいヘビー級トーナメント 

 

選手紹介はこちら

7/26(日)「GTF.4」選手紹介ZSTオフィシャルサイト – ZST.jp | ZSTオフィシャルサイト – ZST.jp

 

クラウドファンディングを立ち上げてるのですが、目標の200万は既に達成しています。まだまだ募集中!

camp-fire.jp

 

当日の配信詳細も出ました。

TIGETと言うサイトで視聴チケットを購入可能で、事前に購入すると1980円、当日だと2480円。

t.co

リアルタイムで見逃してもアーカイブは7日間残るとのこと。

 

さて、試合への意気込みやらは各種SNSで語ってるので省略するとして、ここでは柔術家が今回のGTF.4を支援することで得られるメリットを書いていきます。(ようやくタイトル回収)

 

1. 寝技の面白さを世に広めるチャンス

なんと言ってもこれに尽きる。格闘技といえば打撃のイメージが強いです。一般人で寝技に理解のある人はかなり少ない。そしてもちろん打撃の方が人気が高い。今回のGTF.4出場者は柔術家が多いですが、プロMMA選手もいるので、純粋なMMAファンも視聴することが予想されます。グラップリング柔術よりも動きがあるし、今回はサブオンリーなのでルールもわかりやすいです。さらに、出場者はトップレベルの選手ばかり(自分もトップに含まれるかは置いといて)なので、寝技に明るくない人にも面白さが伝わりやすいのではないでしょうか。

というか、これで面白さ伝わらないなら日本の格闘技界で寝技の地位を上げるのは無理なんじゃないでしょうか。

 

2. GTFがシリーズ化すれば柔術家活躍の場が広がる

ZSTの勝村プロデューサーはGTF.4が成功すればシリーズ化していきたいと公言していました。僕はこのGTFシリーズが人気興行として確立すれば、普段なかなか日の目を浴びることのない柔術家の活躍の場が広がり、一般の方にも認知されやすくなるのでは、と考えています。個人的には柔術グラップリングは似て非なるものだと思っていますが、柔術グラップリングは親和性が高いです。柔術がめちゃ強い人はグラップリングの練習を大してしていなくても、そこそこ強いです。(これは日本でグラップリングというジャンルがまだ成熟していないからとも言えますが...)

格闘技界では無名な柔術家と有名なMMA選手が同じ土俵で戦えるのがGTFです。そこでインパクトのある試合をすれば、その柔術家の株は間違いなく上がると思います。今回の試合を見て、「自分も出たい!」、「俺の方が活躍できる!」と思う選手も出てくるでしょう。

 

3. グラップリングやる人が増えれば日本の寝技レベルが底上げされる

前項でも述べましたが、日本は海外(主にアメリカ)に比べてグラップリングが成熟していないと言われています。柔術に比べたら人が集まりにくいので、大会数も少ないです。そこで、GTF.4が盛り上がればグラップリング人気が高まり、競技者が増えて日本のグラップリングレベルが底上げされることを期待しています。コロナ禍の影響で連盟主催の柔術大会の開催目処も立っていないので、グラップリングやりたくなる柔術家も増えるかもしれません。(既に僕の所属する道場ではその傾向が見られつつあります...)

しかし、これは柔術界にとっても悪いことではないと思います。前述の通り柔術グラップリングは親和性が高いので、グラップリングのレベルが上がればその人の柔術レベルも上がると、ここ1ヶ月グラップリング中心の練習をしてきて確信しています。

 

 

以上、僕が思う「柔術家がZST主催GTF.4を支援すべき3つの理由」を書きました。

ちょっと無理やり感がありますが、この記事を見て少しでも共感もしくは興味が湧いた方は、ぜひ視聴チケットを買って観戦するか、クラウドファンディングの支援をしていただけたら嬉しいです。もちろん、柔術家以外の方も!

当日チケットよりも500円安い前売りチケットは、明日まで購入可能です!

athletic株式会社 presents ZST「GTF.4」 のチケット購入・予約は TIGET から

 

最後に、GTF.4はクラウドファンディングが成功したので赤字にはなりませんが、今後も継続して開催するなら毎回クラウドファンディングに頼るわけにもいかず、有料配信の視聴料のみで黒字を出す必要があります。

グラップリングの試合をお金を払って見る、という文化は日本であまり根付いてないですが、「生観戦よりもチケットが安い」ことや「会場まで足を運びに行く手間がない」ことを考えると、オンライン配信は意外と敷居が低いのかもしれません。この有料配信が成功することは組技格闘技界にとって大きな進歩になると思います。

なお、柔術界では、橋本欽也氏が秋に配信オンリーの柔術大会を開きたいと公言していました。(有料配信かは不明)

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。