得点版アプリ「Jiu-Jitsu Board」を開発したお話
僕の個人のSNSでは宣伝しましたが、iPadで使える柔術用スコアボードアプリを開発しました。
【お知らせ】柔術用得点板アプリ「Jiu-Jitsu Board」がApp Storeで配信開始しました。BJJ Boardのアップデート版となります。iPad用の有料アプリで840円となります。既にBJJ Boardをお持ちの方は無料でアップデートできます。柔術家の皆さん、何卒、よろしくお願いします!!https://t.co/fKkmiwRVaD
— 井手 智朗 Tomoro Ide (@tmr_ide) 2018年10月17日
まず、「BJJ Boardのアップデート版って書いてあるけど、そもそもBJJ Boardとは??」って思う方もいると思うので簡単に説明します。
BJJ Boardは2011年に九州の柔術サークル「OJJ(オヤジリアン柔術)」の我妻幸長さんが開発したBJJの得点版アプリです。「OJJ」ってのは正式な団体とかではなくて、「所属とか関係なく練習会やったり飲み会やったりしてたオヤジたち」みたいな認識です笑
僕の親父が創設者だったこともあって僕もたまに練習会に参加してました。
当時はまだiPadが発売されたばかりで、我妻さんもアプリ開発に興味を持っていたところ、OJJの飲みの席でスコアボードのアプリとかあったらいいよねっていう話になって、BJJ Boardの開発に至ったらしいです。(当時僕は高校生なので又聞きの話)
そしてリリースされたBJJ Boardは日本だけでなく様々な国でダウンロードされていたようです。
DUMAU九州に来たことがある人なら見たことあるかもしれません。
確かプロ柔術MATSURIでもここ数年ずっと使われていたと思います。
つい最近も、カルペディエムの道場内試合で活躍していたようです。(左上の画面に映っているやつ)
Reebok Cup👑 pic.twitter.com/APPqiBgrSP
— 石黒翔也(Shoya ishiguro) (@syoyabjj) 2018年10月8日
ちなみにこのツイートの画像で使われているみたいに、iPadとテレビをHDMIケーブルとかで繋げてスクリーンで表示するのがオススメの使い方の一つ。
そして、今回のJiu-Jitsu Boardの開発に至った経緯ですが、
iPadのiOSのバージョンアップに伴ってアプリのアップデートも必要になったからです。
知らずにiOSのアップデートを行ってしまい、BJJ Boardが使えなくなってしまうという事例がいくつか出てきたので、新しいiOSバージョンに対応したアプリにアップデートしなければということになりました。
そこで、僕の親父が開発者の我妻さんにアップデートを打診をしてみましたが、仕事が忙しく、最近は柔術からも離れているので難しいとのことでした。(ちなみに我妻さんは現在東京でiOSエンジニア/プログラミング講師として活躍中:https://jp.linkedin.com/in/幸長-我妻-16253945)
で、僕に話が回ってきたわけですが、大学でプログラミングはやってたし、アプリ開発に興味もあったし、アップデートくらいなら元のソースコードをいじればそんなに難しくないのかな〜という軽い気持ちで引き受けたのです。
しかし!!当時アプリ開発に使っていたソースコードが現在主流の言語に対応していないことが判明!!結局、ほとんど1から作り直すことになりました...( ・∇・)
話を引き受けた時、大学院の修士論文書いてたし、SJJIFルールの日本語版書くのも引き受けてしまっていたので、とりあえず後回しにしていました。
色々落ちついて、開発始めたのは就職後の今年の6月頃。でも仕事もあるし練習も行きたいのでなかなか進まず、とりあえずレイアウトだけをざっくり考えておいて、本腰入れ始めたのが8月の全日本の後。(試合で怪我して練習できなかったのでようやく時間ができた)
一度取り組み始めると、進捗のペースも一気に上がりました。やっぱわからないことがわかるようになったり、できないことができるようになったりするのは楽しい。柔術も同じ。
9月中旬頃にはほとんど完成、デバッグやアップデート申請準備をして10月中旬にリリースといった感じで無事完成しました!
開発にあたって色々とサポートしてくれた我妻さんやロゴやアイコンを作ってくれた佐保さんには感謝です。
こちらがトップ画面。
BJJ BoardはDUMAU九州で使っていたこともあって、従来のIBJJFルールに加えてSJJIFルールにも対応させようということになりました。 「BJJ」を押すとIBJJFルール、「SJJ」を押すとSJJIFルールの画面に飛びます。
アプリ名は今までと同じでよかったのかもしれませんが、ブラジリアン柔術とスポーツ柔術は一応別競技の扱いなのかな?と思ったので、「JIU-JITSU Board」に変更しました。
今までのBJJ Boardは合計得点(Total Points)の表示が小さかったので、一番大きくしました。それに伴って全体的なレイアウトも変更しました。こちらはIBJJFルールの画面。
タイマーも秒単位でセットできるようになりました。左下の「Rule」を押すともう一方のルール画面に遷移することができます。
あとは基本的にBJJ Boardと操作方法は同じです。
勝っている選手の方にスターが表示されるので、接戦の時でもどちらの選手が勝っているか一目でわかります。
そしてSJJIFルールの画面がこちら。
「アドバンがなくなっただけじゃねーか!」って思うかもしれませんが、SJJIFルールを理解している人ならこの画面の必要性がわかるはず。
実はSJJIFルールでは、ペナルティが入ると合計得点から1ポイント減点されます。意外と知らない人、多いのではないかと思います。
IBJJFルール用のスコアボードでは、合計から-1ポイント引いて表示することができませんでした。仮に1ポイントずつの増減ができるスコアボードでも、ペナルティを1ポイント足して、合計を1ポイント減らすということをわざわざ得点係の人が操作しなければなりませんでした。
しかし、Jiu-Jitsu BoardではSJJIFルールでペナルティのポイントが入ると自動的にTotal Pointから-1ポイント加算されます!こんな感じで↓↓
仮に得点係の人がルールをよく理解していない人でも、レフェリーのジェスチャー通りにポイントを押せば、合計は勝手に計算してくれるので、スコア側のミスはほとんどなくなります。
そして、タイマーですが、基本的にはカウントダウン方式、SJJIFルールのサドンデス時のタイマーはカウントアップ方式になっています。
個人的には、選手目線でも観客目線でも、時間制限がある時は残り時間がわかった方がいいし、時間無制限の時は経過時間がわかった方がいいと思うのですが、皆さんはどう思いますか。
その他、Jiu-Jitsu Boardに関する詳細の機能や操作方法はこちらのページを参考にしてください。
最後に、今回のこのアプリはアップデート版から有料(840円)になりました。
開発費が年間11000円ほどかかっているというのと、有料にする価値があると踏んだからです。タイマー機能とスコアボード機能、しかも2つのルールに対応していて、一度ダウンロードすればずっと使えるのだから、むしろコストパフォーマンスはかなりいいのではと思います。
これから、スコアボードアプリ以外にも柔術界で需要がありそうなアプリを僕のできる範囲で開発していこうと思っているので、その維持費の為にも、興味がある人や活動に賛同してくださる人は、ぜひ購入を検討していただけたら嬉しいです!
仮に販売元のバリカタプロジェクトに収益が出た場合は(出るのか!?)、九州柔術界の活性化のために使われる予定です。2016年に行われたプロフェッショナル柔術バリカタが復活するかも!?なんてこともあり得ます。
アプリの購入以外の方法でもバリカタプロジェクト、もしくは僕個人の活動をサポートしてくださる方がいらっしゃいまいしたら、 step.it.up.329@icloud.com までご連絡ください。
ちなみに僕は選手としてもまだまだ頑張りたいです。というか、まだまだこれからだと思っています。来年はタイミングが合えば仕事の海外出張に合わせて海外の試合に出ようかと目論んでいます。(できるのか!?)
選手としてもサポーターorスポンサー募集中です!
(写真は先週のJJFJ全日本選手権。茶ライトフェザーで優勝しました。公式写真の画質の悪さ...)
まあ支援に対するリターンとして現時点の僕ができることなんて、頑張って結果を出すこととSNSでの発信くらいなんですが。それでも支援してくれる人がいたら嬉しいです。まあいなかったら自力で頑張るのみです。
ご連絡は僕の個人SNSまでお願いします。
Oss!!
飢えてる人には饅頭が高く売れる
先日、2019年度のIBJJFの会員登録・更新開始と共に、IBJJF会員登録方法の変更が発表されました。
2019年度IBJJF会員登録・更新開始 および IBJJF会員登録方法変更のお知らせ | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
それに伴い、JBJJF会員登録廃止のお知らせも発表されました。
JBJJF会員登録に関するお知らせ | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
これらの発表をざっくりまとめると、2019年度から
- IBJJFの会員登録・更新がIBJJFサイトでのオンライン登録のみ
- 指導者の署名の代わりにオンラインでの承認が可能に
- IBJJFのサイトは英語、ポルトガル語のみ対応のため、JBJJFによる登録手続きの代行も可能(ただし、代行手数料が発生)
- IBJJF主催大会に出場するには年齢・帯色関係なくIBJJF会員登録が必要
- JBJJFの会員制度はIBJJF会員登録のみとなり、JBJJF会員登録は廃止 (両方の会員登録をする必要がなくなる)
- JBJJF主催大会への出場にIBJJF会員登録は必要ない
といった感じでしょうか。細かいところはまだあるけども、重要なところだけ。
IBJJFとJBJJFの登録一本化してほしいな〜と思ってたので個人的にはありがたいです。
いろんなものがオンライン化していくのも時代に沿ってる感じがして良いと思います。
ただ、今までIBJJF会員登録をしていなかった人で、新規登録が必要な方は気を付けたほうがいいかもしれません。特に昇帯が近い人。
例えば、青帯→紫帯の最短修得期間は2年ですが、青帯2年以上の人がIBJJF会員の新規登録をして、その直後に紫帯になったとしても、IBJJFに登録してから2年経たないと紫帯に登録できない(=IBJJF主催大会では紫帯のカテゴリーに出場できない)からです。
IBJJF主催大会に積極的に出たい人で昇帯が近い人は、昇帯を待ってからの方がいいと思います。
それとJBJJFによる登録代行、良いビジネスですね。笑
IBJJFに「日本語対応しろ!」っていうのも難しい話だし、登録したいけど英語もポルトガル語もわかんない人にとってはお金払ってでも代行してもらったほうが良いですよね。あと、クレジットカード持ってない人は代行を利用せざるを得ないのではないかと思います。
ただ、JBJJFはかなり良心的で、IBJJF会員登録・更新方法を下記URLで親切丁寧にナビゲーションしてくれています。
IBJJF会員登録・更新方法 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
ここまで細かく書いてくれてたら、代行を利用する人はかなり減るんじゃないかな。笑
「日本語対応」で思い出したけど、ASJJF/SJJJF主催大会はDUMAUのHPに載ってますよね。DUMAUのHPはわかりにくいけど一部日本語対応してて、でも大会の申込ページはほとんど日本語対応してませんでした。
「申込ページが英語でよくわかんないからASJJFの大会には出ない!」って人も少なからずいたんじゃないかなと思います。
でもおそらく、気付いてる人は少ないかもしれないけど、申込概要ページのほとんどが日本語対応するようになってます。HPの見やすさはJBJJFに遠く及ばないけど。
まあアジア連盟のASJJFならともかく、日本連盟であるSJJJFはエントリーリストの出場者名を日本語にしたほうがいいんじゃないないかなと感じる今日この頃。
あと、「オンライン」で思い出したけど、ASJJFで採用しているPayPalっていうオンライン決済システムはすごく便利。一度アカウント作れば次回以降クレジットカードの情報入力しなくて良いとか有能すぎる。SJJJFの方も早くオンライン決済に対応してほしいです。
逆にIBJJFなんかはオンライン決済しか対応してなくて、クレジットカード持ってないとエントリーできないという問題も発生してますが。
いろいろ言ったけど要はスポーツ柔術ももっと盛り上がってほしいということです!!
なので、僕には僕のできることからやります。
とりあえず最後に、まだ対戦相手が現れてない12/9のDUMAU九州の宣伝をします。笑
あまり知られてないと思うんですけど、会場すぐ近くに安く泊まれる宿泊施設が今年の夏頃に完成してるんですよ。会場の基山町総合体育館も博多から最寄りの基山駅まで電車一本でアクセスも悪くないです。遠方からの参加もお待ちしております←
12/9 ASJJF DUMAU九州国際オープン柔術選手権
https://dumau.org/mainEvent/info/318 (柔術)
https://dumau.org/mainEvent/info/319 (ノーギ)
ちなみに12月のDUMAU九州は初の試みでパラ柔術部門もやるそうですよ。多分国内でパラ柔術の大会はそうそうないと思うので興味のある方はどうでしょうか。今1人しかエントリーしてないのでなんとか試合成立してほしい...。
https://dumau.org/mainEvent/info/341 (パラ柔術)
ちなみに階級別に4000円でエントリーできる早期申込期間が10/17までです。
よろしくお願いします<(_ _*)>
減量の次は増量計画
アジア選手権の減量の反動で食欲が爆発し、
減量前 60.0kg → 大会当日 55.5kg → 現在 63.0kg
「猛暑で体重減ってしまうのを利用して減量し、その減量のリバウンドを利用して増量しよう」という今回の減量の裏目的をすんなりと達成してしまった模様。今ここ2年くらいで一番重いぞ、多分笑
あとは筋肉に変えるだけじゃ。
最近あったちょっといいこと
僕の働いている某半導体製造装置メーカーは海外にいくつか拠点を持っているんだけど、日本の本社に研修にきているアメリカの現地法人の新入社員(ほとんど同期)が実は柔術経験者で、最近一緒に仕事する機会があったので誘ってみたら練習に来てくれた。
こう見えて母親は日本人で日本在住経験もあるので日本語ペラペラという笑
柔術は2年ぶりくらいやったみたいやけど楽しかったようで、日本にいる間は通いたいと言ってくれた。
逆に僕がアメリカに出張行った際は彼が通う予定の道場でお世話になろうと思う。やったぜ。
ちなみにアメリカに出張行くとしたらサンノゼってとこなんだけど、ムンジアルが開催されるロングビーチと同じカリフォルニア州だから、運が良ければ会社のお金で出張ついでに試合に出れるかも!?だなんて悪いことを考えてる。
仕事で会う人と道場でスパーするって不思議な感覚。
まあでも、「大学で同じクラスの人と部活も同じ」みたいなものかな?
うちの会社は社員数250~300人で彼を合わせると柔術やってる人が3人。しかもみんな同じフロア。マイナー競技の割にはなかなかの割合。そして結果的にみんな同じ道場。笑
不思議な縁だ。
柔術に対してより理解を得られるためにも社内では積極的に布教活動をしていこうと思う所存!!( ´ ▽ ` )
10/27(土)開催のJJFJ全日本選手権の詳細が出てますね。
デラヒーバ杯の次の週だけど、特に怪我とかなければ出たいなーと思ってる。
締切は10/23と結構余裕あるのでエントリーはもうちょい様子見。
ぼくの夏、終了のお知らせ
今年は意味わからんくらいの猛暑でしたが、もうすっかり涼しくなって秋ですね。もうずっと秋であってくれ...!
でも今年はツクツクボウシの鳴き声をほとんど聞かなかったな...少し寂しい...。
更新してない間にいろんな大会に出てました。
前回の記事で賞金取るぞと意気込んだグランドスラム東京は表彰台に僅かに届かず4位。
翌週の全日本選手権は2回戦敗退。
猛暑を利用して初のルースター級への減量を試みたアジア選手権は初戦敗退。
関東に来て良い練習拠点見つけて試合にも出やすくなって今年こそはビッグタイトルを!と思ってましたが入賞すらできず、現実はそう甘くないですね。
自分よりも若くて、スポンサーつくような強い選手がどんどん出てきて、少し焦っているのかもしれません。
でも最近、本格的に柔術にのめり込んできたなあって感じます。
大学までは、あくまで柔道に活かすために柔術をやってたけど、逆に今は柔道がめちゃめちゃ柔術に活きてる。
社会人になったら趣味程度にゆるっと続けるつもりでしたが向上心が途切れないんですよ、困ったことに笑
それが僕の良いところでもあるんですけど、その向上心をいろんな分野で発揮してしまうので、専業柔術家にはなりきれないのです。
とにかく今は本業のメーカー技術者としてのスキルを身に付けながら柔術も強くなれる最適な方法を模索してます。
まずはライトフェザー級でしっかり戦える身体まで増量する!ルースター級も余裕があればまた挑戦したいな。
スポンサーを探すことも視野に入れよう。
柔術家のスポンサーってどうやってつけるの? | Let'sBJJ 柔術しようぜ!!〜大人の部活〜
↓今後の試合出場予定↓
10/21 JBJJF ヒカルド・デラヒーバ杯
ヒカルド・デラヒーバ杯 2018Ricaldo De La Riva CUP 2018 | 一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
11/18 SJJJF 全日本柔術選手権
https://dumau.org/mainEvent/info/311
11/25 LASCON GAMES
https://dumau.org/mainEvent/info/338
12/9 ASJJF DUMAU九州国際オープン柔術選手権
https://dumau.org/mainEvent/info/318
後半は久々にスポーツ柔術多め。SJJの連盟の大会は最近あまり盛り上がってないような気がするけどルールはこっちの方が好きなんでもっと盛り上げたい。
↓ちなみにこの大会も気になる。
10/27 JJFJ 全日本選手権大会
9/17から申込開始みたいなので詳細を待ちます。
「最近大会が多すぎてわけわかんねえよ!」ってなってる人多いと思うんですけど、柔術スケジューラーっていうサイトに国内の大会とかセミナーとかいろんな情報が見やすくまとまってるんでオススメ。
この柔術スケジューラーのパッチ、関係者の方に頂いたんだけど、なかなか好みのデザインなんで今度道着に貼ろうかなと思ってます。
P.S. 最近InstagramでRepostのやり方を覚えた(今更感)
アブダビ・グランドスラム東京に初めて出場する人向けの雑記
今週末はこの大会に出ます。アダルト茶帯の-62kg級です。
予定よりも早く参加者数が定員に達したため本来24日締切の予定が22日に早期締切となった大人気大会。海外から強豪選手がたくさん出てくるハイレベルな大会。賞金総額$110,000だってよ...さすがUAE...。
UAEJJFの大会には初めて出るんだけど、当日何かのミスで出れなくなるのが一番怖いんで出場者向けの情報を簡単にまとめて見ました。(自分の中での情報整理も兼ねて)
出場者で同じように不安の方がいたらぜひ参考にしてください!
主な情報源は大会HPに載ってたウェルカムブック(Issuu reader embeds)
日時:7月29日(日) 10:30~19:30
場所:大田区総合体育館 メインアリーナ
まあさすがにこれは間違えないだろう。いつもの墨田区総合体育館に行かないようにしないと。。
計量前のチェックインに必要なもの:
パスポートもしくは写真付きの身分証明証
怖いんで両方持っていきます。
計量:
着込みで前日計量(7/28 17:00~19:00)または当日計量(7/29 8:30~9:30)
減量ないに等しいけど下見も兼ねて前日計量いきます。
他の連盟と階級区分が違うので注意!
道着チェック:
白・青・黒の道着のみで試合直前にチェック
これは他の連盟と同じだ。でも怖いから2着持っていこうかな。。
ルール:
ルールブックはこちら(UAE Jiu Jitsu Federation)
いや載ってないやないかーい!
ルールミーティング:
日時: 7月28日(土) 18:00~20:00
場所: 大田区総合体育館 トレーニング室2
ルールブック見れないし参加した方がよさげかな。
試合時間:
白/青 5分 紫/茶/黒 6分
いつもより試合時間短い!やったあ!!
対戦表・スケジュール:
Brackets, ABU DHABI GRAND SLAM JIU-JITSU WORLD TOUR 2018 - TOKYO - GI - UAE Jiu Jitsu Federation
今日発表されましたね。急に緊張してきた。
てか敗者復活戦あるんだなあ。。
獲得ポイント:
順位に応じてUAEJJF世界ランキングのポイントが与えられます。この大会は結構ポイント高いみたいです。入賞できなくてもポイントは貰えるみたいです。
賞金:
入賞して福岡への帰省代を浮かせたい(ボソッ
なお、アダルト黒帯の優勝者には副賞としてA Replica Samurai Sword (レプリカの日本刀)が与えられる模様。小学生の僕がめちゃめちゃ欲しがりそう。いや、今もどちらかというと欲しいけど
その他重要事項:
自分の対戦スケジュールより少なくとも45分前にはウォームアップエリアにいること
僕の試合10:44分頃だけど10時より前って開いてるんですかね?
でもこういう大きな大会でウォームアップエリアあるのはありがたい。
当日来れない観戦者向け情報:
FloGrapplingでライブ中継があります!(有料)
ムンジアルの中継もここでやってましたね。
土日は台風直撃との噂もある...会場に来る皆さんはお気を付けて...!
あとはコンディションを整えて本番に臨むだけ!
翌週の全日本選手権のことは一旦忘れます!!!
賞金獲るぞーーーーー!!!!(一番のモチベーション)
柔術初心者が鍛えるべきは心・技・体のどれなのか考えてみた
先日、質問箱で「心技体で初心者がまず鍛えるべきなのはどれか」という旨の質問をいただき、以下のような回答をしました。
個人的には体→技→心の順番だと思います。
— 井手 智朗 Tomoro Ide (@tmr_ide) 2018年7月2日
ここでいう「体」とはパワーや筋肉のことではなく、練習についていく基礎体力や寝技の基本的な動き(エビなど)ができることを指します。
まあそれができるまで続けられる「心」もある意味大事かもしれんけど...笑 #peing #質問箱 https://t.co/j6xjgsmTN5
答えたはいいものの、100字ちょっとで答えるのにはちょっと足りなかった感がある。というか、シンプルな質問だけどなかなか難しい質問だと思う...笑
ということで答えた後にもう少し考えてみるとなんとなくしっくりくる説明が思い浮かんだのでここに書いておきます。
よく考えたら当たり前のことかもしれないけど、
個人的に柔術の上達のために大事なことは
① 自分の身体をコントロールすること
② 相手に身体をコントロールされないこと
③ 相手の身体をコントロールすること
だと思っています。
極論③ができればいいんだけど、①ができて初めて②ができるし、②ができないと③ができません。
僕がTwitterで「練習についていく基礎体力や寝技の基本的な動きができること」が大事と答えたけど、これはつまり、「自分の身体をコントロールすること」です。
相手がいない or 相手が力を入れていなくても、自分の身体を思い通りに動かせるか。
まず、これができる必要があります。
もし、エビや柔術立ち、肩後転などの基礎運動や、技の打ち込みができているならば、次のステップの「相手に身体をコントロールされないこと」を意識してやってみるのが良いと思います。
んで結局、質問に対する答えは何なのかという話ですが(笑)
心・技・体はそれぞれに相互作用があるので切り離して考えるのは難しいです。
Twitterであえて体→技→心と答えたのは、
体を鍛えることでできる技術の選択肢が増え、技術の向上によって自分に自信が付き、心の向上によってまた体を鍛えることができるという好循環があると考えたからです。
とりあえず、柔術の上達のためには、上記の①〜③のうち、自分はどれができていないのか、それをできるようになるためには何が足りないのかを考えてください。
その足りないものを補うのに必要なものが、心だったり技だったり体だったり、もしくは全部だったりします。どれも足りてないのにどれかだけを鍛えたところで大して強くはなれないです。足りないものがどれか1つだけ!っていう人はおそらく3つともそれなりに揃っている上級者です。
どれもまだ足りてないであろう初心者の方は心技体を切り離さずに考えましょうという結論でした。
東日本柔術選手権 結果
6/23(土)はJBJJF主催の東日本柔術選手権に出場しました。
23日は紫/茶/黒帯、24日は白/青帯とキッズ
僕の出場カテゴリはアダルト茶帯ライトフェザー級&オープンクラス
ライトフェザー級は
1回戦 シード
準決勝 2-2 A1-0 で勝ち
決勝 0-0 A1-3 P2-2 で負け
準優勝
2試合とも接戦でした。
準決勝は、対戦相手の海野選手はツイスターフックが上手いという情報を聞いており、初戦もツイスターフックからのアンクルロックで一本を取っていたので、かなり警戒してました。実際、得意の足抜きの形にはなれたけど脚の絡みが上手くてパスできなかったです。
試合内容としては、前半ハーフガードのアドバンを取った後、無理に足抜きにいこうとしたら相手がバックを取りにきて、それを回避するもスイープの2点を許してしまう。後半フックスイープで2点を取り返し、再び足抜きの態勢になるも抜けず。その後は失点しないことを最優先で逃げ切りました。(ここで七帝っぽさを発揮)
決勝の横山大鋳選手との試合は基本僕が上から攻める展開。お互いに攻めようとはするもなかなか崩れず、両者に膠着のルーチが入り、中盤にスイープのアドバンを取られ、その後またも両者にルーチが与えられる。残り1分くらいは両脚担ぎなど使って攻め続けるも、最後の最後に足を越えかけたところに足を掬われ逆にスイープのアドバンを取られて試合終了。
両脚担ぎからのパスは最近あまり使ってなかったけど久々に可能性感じたので練習していきたい。
大鋳選手は「父親が柔術黒帯」で「2コ下に茶帯の弟」がいて「長男」で「柔道出身」という共通点の多さにめちゃめちゃ親近感が湧きました笑
歳も近いのでまたいつかやることになるでしょう。次は勝ちたい。
1回戦 シード
2回戦 0-12からのアームロックで一本負け
個人的に前からやってみたかった山中健也選手とついに対戦もフルボッコ。尻もちつかされて足関節仕掛けられて主導権握られてずっと相手のターン。衝撃的な強さでした。
山中選手は階級、無差別共に終始相手を圧倒し続けWゴールド。自己中心的な柔術を見習おう。。
エクストリームで一緒に練習している平尾さんは病気からの復帰後初優勝。淡々と自分の柔術を続け、階級は2試合とも一本勝ちでした。決勝はいつも僕がやられまくっている足関節も炸裂。目標の人です。
七帝柔道の1つ下の後輩で京大OBの嵯峨が紫帯デビュー戦でWゴールド。とは言っても柔術的な動きは一切なく、ほとんど片脚担ぎだけで勝っちゃうのがすごい笑
柔術狂人さんに素敵な写真を撮っていただいてました。ありがとうございます。
もう少し。。 pic.twitter.com/S9XmTGqpuc
— 柔術狂人 (@jiujitsukyouzin) 2018年6月23日
対戦相手、応援してくださった先生方、練習仲間、その他大会運営に携わったレフェリーやスタッフの皆さん、ありがとうございました。
そして社会人になってからも変わらず練習や試合ができる環境に感謝です。環境はむしろ九州にいるときよりも良いかもしれません。
あとは仕事が忙しくなっても練習に行く習慣が途切れないようにしていくだけです。
このブログを書く習慣も付けていこうかね。。。(1ヶ月半ぶりの更新)
ではでは。
p.s. 2日目は私用により行けてません。品川祐さんの試合見たかったなあ。。。